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2023.04.05

  • 塗装豆知識

もしも油性塗料の乾燥時間を守らなかったらどんな問題が起こるの?

外壁塗装で使用する塗料の乾燥時間は、どのくらいか把握していますか。
乾燥時間を守らずに塗ってしまうと、不具合を引き起こすリスクを倍増させることになります。
今回は、油性塗料の乾燥時間の目安を水性塗料と比較しながらご紹介します。
また、時間を守らなかった場合に起こる問題も併せてお伝えします。

□油性塗料の乾燥にかかる時間の目安は?

塗料は使用するときには薄めます。
このとき、塗料を水で薄めているものを「水性塗料」、シンナーで薄めているものを「油性塗料」と言います。

希釈率は、メーカーによって異なって定められています。
希釈する溶剤が、水とシンナーで異なるため、乾燥にかかる時間も異なります。
水性塗料は、気温23度の環境下で3時間~4時間ほどです。
これに対して油性塗料は、6時間ほどかかります。
強化剤が混ざっている油性塗料の場合は、3時間ほどで乾燥します。

しかし、今申し上げている乾燥時間というのは「半硬化乾燥」といわれる、塗膜を軽くこすったときに、擦り跡がつかない程度の状態になるまでにかかる時間です。
この状態に重ねて塗ることは可能です。
塗膜内部まで完全に乾燥した状態である「完全乾燥」に要する時間は水性塗料、油性塗料ともに約2週間です。

□もしも乾燥時間を守らなかったらどうなるのか?

*本来の性能が発揮されない

近年使用される塗料には、遮熱性や防水性といった様々な性能が備わっていることが主流になっています。

しかし、その性能は塗った瞬間に発揮されるわけではありません。
塗料の性能は、塗った後、塗料の中の溶剤が乾燥し塗膜ができることで発揮します。
つまり、しっかり乾燥して塗膜になっていなければ、塗料本来の性能が発揮されないのです。

*塗膜が剥がれる

半硬化乾燥の時間を守らず重ね塗りをしてしまうと、塗料本来の性能を発揮できる、できないの話ではなく、塗膜が剥がれてしまう恐れがあります。

また、乾燥していない内部の溶剤が揮発することで体積が減ります。
それに引っ張られて表面が縮むことで、ひび割れを起こす恐れもあります。

□まとめ

外壁塗装において乾燥時間を守ることは、塗料本来の性能を発揮するために欠かせない工程で
す。
乾燥時間を守らないことで様々な施工不良につながってしまいます。
塗るだけでなく乾燥させるまでが塗装作業だということを頭に入れておきましょう。
そして外壁塗装を行うときは、乾燥時間がしっかり確保できているのか事前に確認しましょう。

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