プライマーとシーラーの違いがわからない方必見！プライマーとシーラーの役割とは

外壁塗装において使われることが多いプライマーとシーラーですが、それぞれどのようなものなのか、知っている方は少ないでしょう。
そこで本記事ではプライマーとシーラーの違いがわからない方に向けてプライマーとシーラーとは何なのかについて解説します。
シーラーに関しては役割についても解説しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

□プライマーとシーラーの違いがわからない方へ！プライマーとは？

プライマーとは、塗装する前に最初に塗る下地材です。
どのように使われるのかというと、塗装する予定の箇所に塗布して、塗料の密着性を高めます。
つまり、最初にプライマーを塗り、その上から塗料を塗っていくというわけですね。

□プライマーとシーラーの違いがわからない方へ！シーラーとは？

シーラーの語源はsealという「シールする・接着する」を意味する英単語にあります。
外壁塗装では、下地を処理してから本番の塗料を使って塗装を完成させます。
この下地処理で用いられる塗料のことをシーラーというのです。

では、シーラーはどのような機能を果たしているのでしょうか。
シーラーの機能は「塗装面と上塗り材との密着性を上げる」「塗料の吸い込みを防止する」「塗装面の下地を強くする」の大きく3つに分けられます。

＊塗装面と上塗り材との密着性を上げる

外壁塗装を行う際、塗装面と塗料がくっつきにくいと、塗膜がすぐ剥がれてしまったり、すぐに劣化してしまったりする原因になります。
そこでシーラーを先に塗装することによって、接着剤のような役割を果たしてくれるのです。

＊塗料の入り込みを防いでくれる

シーラーは粘度が低いため、粘り気がありません。
そのため、シーラーを先に塗って外壁に吸い込ませると、中塗りと上塗りで使用する塗料が吸い込みを起こすのを防止してくれます。
塗装面に傷がある場合は、そこから塗料を吸い込んでしまうため、2度ほど塗装するケースも見受けられます。

＊下地を強化する

シーラーは下地の中に入っていき、劣化した下地を補強してくれる役割もあります。
塗装面になっている外壁材は時間が経つにつれ劣化していきます。
塗装では多くの方がデザインや色に注目しがちですが、耐久性をキープするためには下塗り塗装は絶対に必要です。

シーラーにもいくつか種類があり、外壁の劣化状況で使用するべきシーラーが変わってきますので、事前にチェックしてもらうようにしてくださいね。

□まとめ

プライマーとシーラーの違いがわかっていただけたでしょうか。
特に、シーラーに関しては役割まで解説しましたので、深く知っていただけたのではないでしょうか。
外壁塗装において下塗りは非常に重要です。
快適な住まいを維持するために、適切に塗装するようにしてくださいね。