建物診断って何をするの?

外壁、屋根など、主に外回りのリフォームをご検討されている方には
建物外部調査報告書
外回りはもちろんの事、全体的に点検をしてほしい方、
若しくはいずれ水廻りや内装、間取りの変更なども含めて検討したいという方には
住宅現況診断報告書
として報告書を提出させて頂きます。

建物診断に際して
もちろん比較的新しい建物で目立った痛みがないものは、外からのみの診断が可能な事もありますが、当社にご相談のお電話を頂くお客様のほとんどでは、難しい場合が多いです。
たまに図面をだけで概算を・・
又留守にしているから勝手に見てくれ・・
というお客様がいらっしゃいます。
各所の表面的な劣化はもとより、下地の傷み具合、内部への雨水の浸透が懸念される場合、又床下・天井裏の結露、通気や断熱、配管、設備、室内のカビの発生原、シロアリ被害など総合的に判断していく必要があります。
又、毎日住んでいるお客さまだからわかる建付けや、なんとなく湿気が・・・などの違和感等もお話して頂ければ「根本的な原因の解決」により近づく事が出来ます。

実際の診断の流れ
1 ヒアリングシート
又当社で用意しております「お客様ヒアリングシート」にお答え願います。
2 点検、調査
3 外部から調査を開始いたします。

補修方法や補修材、仕上げ材料なども考慮しながら、調査を進め、写真と共に今後を検討する上で、解りやすい診断書を作成できるよう心掛け、隅々まで丁寧に調査いたします。

打診検査
塗膜の浮きなどをチェック

塗膜検査
膜厚のチェック

ひび割れ検査
ひび割れの大きさをチェック

スコープ検査
塗膜の状態をチェック

赤外線検査
壁の内部の状態をチェック

シーリング検査
シーリングの状態をチェック

温度調査
壁の温度をチェック

積算調査
遮熱・断熱の提案も正確な積算で正確な見積書作成
3 住宅の内部の調査を行います ※必要がある場合、及びご依頼がある場合


調査器具のご紹介
調査に仕様する様々な道具のご紹介です!いろいろな観点から建物の劣化度を推し測ります。

30倍 顕微鏡
塗膜初期劣化のひび割れを撮影します。

直角千枚通し
サイディングの裏側の隙間を測定し構法を見極めます。

クラックスケール
ヒビ割れの幅を測定し原因や補修方法突き止めます。

サーモカメラ
屋根や外壁の熱の移動えを赤外線で撮影します。

水分計
木材や建築材料に含まれる水分を測定し、湿気や腐朽を調査します。

下げ振り
壁や柱の鉛直を調べる道具です。

下地探し
シールの深さを測定します。

打診棒
外壁を打診し、音の違いで含水率や劣化具合を判断します。

非接触温度計
屋根・外壁の表面温度を測り塗料の選定や直張サイディングの膨れ予防に活かします。

コンクリートテストハンマー
硬化コンクリートの表面を打撃した時の反発度から圧縮強度を推定する非破壊検試験を行います。

膜厚計
塗膜の厚さを測ります。

レーザー墨出し器
レーザー光を照射して水平・垂直の基準ラインを出す機械です。建物の傾きなどを調べます。