屋根の種類と特徴

よくある屋根の種類と特徴を見てみましょう。

スレート系屋根 化粧スレート瓦

コロニアル、カラーベストなどと呼ばれ、セメントを主原料とした瓦です。
最近の新築住宅では一番多く採用されており、比較的軽量で安価ですが、強風や地震などで割れやすいといったデメリットもあります。
防水性能は表面の塗装に依存しているため、5~10年程度で定期的な塗装が必要となります。
スレート系屋根 化粧スレート瓦

スレート系屋根 化粧スレート瓦

粘土系屋根 日本瓦

比較的強度もあり、耐久性に至っては50~100年とも言われ非常に高い耐久性を持ちます。
瓦そのものはほぼメンテナンスフリーですが、周辺の漆喰や下地の防水紙などは10~20年程度で補修や交換が必要です。

唯一のデメリットはその自重です。
近年は地震対策として建物の軽量化が優先されるため、瓦の葺き替え自体は減少傾向にあります。
又、釉薬の瓦の塗装は不可能ですが、無釉薬の瓦は塗装が可能です。
粘土系屋根 日本瓦

粘土系屋根 日本瓦

セメント系屋根 セメント瓦

セメントと骨材(砂等)が主原料の押し出し形成品です。セメント瓦やコンクリート瓦の他、洋瓦などとも呼ばれるものも含まれます。
比較的強度はありますが、地震等の影響で割れやすくもあります。
防水性能は塗装に依存しています。
最初の塗膜は12~15年程度でなくなってしまいますので、7~10年程度で、定期的な塗り替えが必要です。
近年専用の下地材が各塗料メーカーにて開発されていますので、多様な着色が可能となり、カラーコーディネイトが楽しめます。

セメント系屋根 セメント瓦

セメント系屋根 セメント瓦

金属系屋根 ガルバリウム

金属系の屋根はトタン、銅板、ステンレス製、アルミ製のものなど沢山の種類がありますが、近年はガルバリウム鋼板(アルミ亜鉛合金をメッキした鋼板)が主流となっています。
「軽量」「割れない」「錆びにくい」などの特色があます。
塗装サイクルは比較的長い商品が多いのですが、やはり表面塗膜の傷みが寿命を短くしてしまう事に変わりはないので、定期的な塗装が必要です。

金属系屋根 ガルバリウム

金属系屋根 ガルバリウム

アスファルト系屋根 アスファルトシングル

アスファルトシングルは軽量で加工性もよく、意匠性も合わせ持った屋根材で、近年、戸建て住宅の屋根材として使用される事も増えてきました。
ガラス繊維にアスファルトを含浸、塗布し、彩色砂等を圧着、又は焼き付け塗装した素材です。
塗膜の耐用年数は長くはないため、素材自体の劣化を防ぐため、7~13年程度で定期的に塗装することをお勧めします。
アスファルト系屋根 アスファルトシングル

アスファルト系屋根 アスファルトシングル