2022.10.25
- 塗装豆知識
防水塗料の種類別の特徴について解説します!
「防水塗料の特徴について詳しく教えて欲しい。」
このようにお考えの方は多いのではないでしょうか。
この記事では、防水塗料の種類別の特徴について詳しく解説します。
ぜひご覧ください。
□防水塗料について解説!
そもそも塗料に防水性が重要視されている理由は、水の浸入を防ぐためです。
水が建物の内部に浸入して建物が劣化した場合、住宅内部の柱や梁などの構造材が腐り、住宅の寿命を縮まってしまう恐れがあります。
そのような深刻な状態に陥らないように、住宅に水を浸入させない防水性の性質が大切だということです。
「防水塗料はどのようなメカニズムで機能を発揮しているのか知りたい。」
このようにお考えの方は多いのではないでしょうか。
防水塗料の一番の特徴は、一般的な塗膜よりもゴムのような弾力があることです。
そのような伸縮性があることによって外壁のひび割れに塗膜が追随し、水の浸入を防ぐことができます。
具体的に言うと、一般的な塗料は伸縮率が100パーセント程度ですが、弾性塗料は伸縮率が200から600パーセント程度と優れています。
これによってひび割れが発生してもひび割れに合わせて塗膜が伸びます。
仮に伸縮性を持たない塗料を使用した場合、ひび割れが起きてしまうと一緒に塗膜まで割れてひび割れが表面に出てしまい、水が浸入します。
□防水塗料の種類とは
1つ目はアクリルです。
特徴はなんと言っても、扱いやすくて安価であることです。
それ以外にも発色の良さと重ね塗りに優れています。
耐久性の面ではこれから紹介する他の種類よりは比較的低いものの、5年から6年程度はもつため、コストパフォーマンスが良いです。
2つ目は、ウレタンです。
弾力性や耐久性、密着性に優れています。
とても優秀な塗料として知られていますが、年数が経過するにつれて汚れが目立ちやすく変色しやすい傾向にあります。
定期的にメンテナンスすることでこの短所は改善できます。
それ以外には、紫外線への抵抗力が他の種類よりも少し低い傾向にあります。
耐久年数は一般的に10年程度です。
3つ目は、シリコンです。
耐久性が十分であるだけでなくコストパフォーマンスも優れているため、多くの人に利用されています。
一方、弾性面では他の種類に劣るという弱点があります。
耐久年数は10年から12年程度です。
4つ目は、フッ素です。
耐久性がとても高く、耐熱、耐水性も高いですが、他の種類よりも価格が高い傾向にあります。
耐久年数は15年から20年程度です。
□まとめ
今回は、防水塗料の種類別の特徴について詳しく解説しました。
この記事があなたのお悩みを解決できていると幸いです。
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