外壁塗装を検討中の方へ！光触媒塗料の特徴や選ぶ前に心がけておきたいポイントとは？

光触媒技術を塗料に採用した光触媒塗料は、機能性に優れた塗料です。
ただ、実際に外壁塗装の際の塗料として使う前に、詳しい特徴を知っておきたいという方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、光触媒塗料の特徴や選ぶ前に心がけておきたいポイントについて、主に解説します。
ぜひ参考にしてください。

□光触媒塗料のメリットとデメリットとは

光触媒塗料とは、光触媒技術を塗料にも適用したものです。
酸化チタンと空気中の物質の化学反応を利用したものではありますが、人体への影響はありませんのでご安心ください。

続いて、光触媒塗料のメリットとデメリットを見ていきましょう。

＊メリット

最大のメリットは、「セルフクリーニング機能があること」です。
光触媒塗料に含まれる酸化チタンと紫外線の反応により、外壁に付着した汚れが分解されます。
そこに雨が降れば、メンテナンスをしなくても自然と汚れが落ちてくれるわけです。

その他の塗料であればメンテナンスの手間もそれ相応にかかりますが、光触媒塗料であればその手間がグッと減るのがメリットです。

＊デメリット

デメリットとしては、「色のバリエーションが限られる」「光や雨が当たりにくいと機能性が下がる」といったことが挙げられます。

色が限定されるというのは、光触媒塗料に含まれる酸化チタンの白みが強く出てしまうためです。
また、セルフクリーニング機能を発揮するには汚れを分解するための紫外線とそれを洗い流す雨水が必要になるため、その2つがしっかり当たらない場所では効果が十分に発揮されません。

□光触媒塗料を選ぶ前に心がけておきたいポイントとは

ここでは、光触媒塗料を選ぶ前に知っておきたいポイントをご紹介します。

1つ目のポイントは、「外壁がまったく汚れないわけではない」ということです。
確かに、光触媒塗料により雨だれの跡やホコリなどの汚れは残りにくくなります。
ただ、土汚れ、鳥のフンなどの無機化合物由来の汚れはどうしても落ちないため、やはり多少のメンテナンスは必要になってきます。

2つ目のポイントは、「費用が他の塗料に比べて高額である」ということです。
アクリル、シリコンなどの塗料が1平方メートルあたり3000円以下なのに対し、光触媒塗料は4000〜5000円の費用が掛かります。
耐久性と費用のバランスを考えながら検討してみてください。

□まとめ

今回は、光触媒塗料の特徴について解説してきました。
セルフクリーニング機能と高い耐久性がメリットである一方で、施工費用の高さが欠点としてありました。

当社では外壁塗装を承っていますので、外壁塗装工事の際はぜひ当社におまかせください。