2023.01.26
- 塗装豆知識
外壁のクラックにお悩みの方必見!補修の単価と費用相場とは
外壁のクラック(ひび割れ)が気になる、という方はいらっしゃいませんか。
直すべきものなのか放置しても良いものなのか、判断が付きづらいですよね。
そこで今回の記事はクラックに焦点を当て、その種類や補修にかかる単価の相場をご紹介します。
□外壁のクラック症状の種類を4つご紹介!
1つ目は、「ヘアクラック」です。
ヘアクラックは細かいひび割れのことを指し、具体的には幅が0.3mm以下、深さが4mm以下の比較的規模の小さいものです。
この症状の段階では梁などの構造に変化を及ぼすほどではないですが、「そろそろメンテナンス」くらいのものとして捉えると良いでしょう。
2つ目は、「構造クラック」です。
これはクラックの幅が0.3mm以上、深さが5mm以上のものです。
ヘアクラックと対照的に構造に影響するくらい重度のクラックであるため、早急な対応が必要です。
3つ目は、「乾燥クラック」です。
これはクラック幅が狭く、発見しづらい小さなクラックです。
ヘアクラックと同様、早急な手入れが必要なクラックではありません。
4つ目は、「縁切れクラック」です。
このクラックは、モルタルのような湿式工法による外壁で発生しやすいです。
早急な手入れは必要ありません。
□外壁のクラック補修の単価と費用相場とは?
相場としては、1平方メートル当たり約2000~2500円、1回当たり約1~5万円くらいです。
これに加え足場が必要な高所作業の場合、1回当たり約20~50万円くらいに跳ね上がります。
そして実際の価格は、ひび割れの大きさや深さ、状態によって変わります。
サイディング外壁の補修の場合、トータルで約150~200万円程の補修費用がかかります。
これは外壁修復工事としては高額な部類で、内訳としてはサイディング代、足場代、人件費などです。
またサイディングの材質でも費用が変わり、樹脂系だと1平方メートル当たり単価が約1万円、金属系だと約4000円くらいと幅が広いです。
一方でモルタル外壁の場合、目立つひび割れであっても費用が40~80万円が相場です。
軽微な物であれば、更に少ない額で対処可能です。
タイル外壁の場合、修復費用の相場は約60~200万円ととても幅広いです。
住宅を建てるとき、タイル外壁にする場合は補修のことも考えるのが良いかもしれません。
□まとめ
クラックには、「ヘアクラック」、「構造クラック」、「乾燥クラック」、「縁切れクラック」の4種類があり、構造クラックができた場合はすぐに塗装会社に相談する必要があるでしょう。
このとき、1回当たりの相場は約20~25万円とされていますが、クラックの内容や外壁の種類によって金額は大きく変わることに注意してください。
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