外壁の塗装用ローラー毛の種類や特徴とは？

外壁塗装を行う際、色やデザインについて考える方が多いですが、どんな塗装方法で外壁塗装をするのかについて考える方は非常に少ないのです。
そこで本記事では塗装方法の1つであるローラー塗装に用いられるローラーの種類やローラー塗装のメリットとデメリットをご紹介します。

□外壁塗装用ローラーの種類をご紹介！

塗装用のローラーには毛がついていますが、この毛には種類があります。
ここでは塗装用ローラー毛の種類をいくつかご紹介します。

まずはナイロン繊維です。
ナイロン繊維ローラーは第面積の外壁塗装に適しており、価格が安かったり、作業しやすかったりと魅力が多くあります。

しかしながら、ローラーの耐久性が気になることがありますし、抜け毛が気になることもあります。

次はアクリル繊維ローラーです。
これは先ほどのナイロン繊維ローラーと同様に、大面積での塗装に適しています。
また、耐久性に優れているため、安心して使用できるでしょう。

ただし、塗料が飛散しやすいという点には注意しなければなりません。

次はマイクロファイバーローラーです。
これは近年職人の中で高い人気を誇っている塗装用のローラーです。
内装から外装まで、鉄部から木部までの仕上げ塗装に向いています。

マイクロファイバーという非常に細かい繊維でできているため、塗料の飛び散りが非常に少ないことが多くの方の支持を集めている理由です。

ただし、耐久性という面に関してはアクリル繊維ローラーやナイロン繊維ローラーに劣ります。

□ローラー塗装のメリットとデメリットを解説します！

ローラー塗装とは、毛やスポンジに塗料を含ませて塗装していく方法です。
現在存在する外壁の多くがこの方法で塗装されていると言われていますが、ローラー塗装にはどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。

代表的なメリットに、塗料の飛び散りにくさがあります。
特に都心部では、隣家との距離が非常に近いため、この特徴は非常にありがたいですね。

また、ローラーは様々なサイズや毛の長さでいくつか種類を用意して場所ごとに使い分けるようにして塗装しますが、細かい部分の塗装には向いていません。
吹き付け塗装に比べて作業時間が長くなってしまうことが多い点がデメリットだと言えるでしょう。

□まとめ

外壁に塗料を塗る方法として、今回の記事でご紹介したローラー塗装や吹き付け塗装、刷毛塗装などがあります。
それぞれの塗装方法によって特徴が異なりますので、興味がある方は吹き付け塗装や刷毛塗装についても調べてみてくださいね。