2023.02.15
- 塗装豆知識
ガルバリウム鋼板のメリットやデメリットをご紹介!
家の屋根材や外壁材を調べている方の中には、ガルバリウム鋼板という素材を聞いたことがある方も多いでしょう。
この素材は屋根によく使われる素材ですが、そこにはメリットとデメリットが存在します。
今回の記事では、ガルバリウム鋼板のメリット、デメリットについて解説します。
ぜひお役立てください。
□ガルバリウム鋼板のメリットとは
ここでは、メリットをいくつか紹介します。
1つ目は、高い耐久性です。
この建材の耐久性は25から30年程度と言われています。
また、メンテナンスを適切に行えば、40年以上耐久させることも可能です。
2つ目は、耐震性に優れていることです。
この素材は、とても軽いことが特徴です。
そのため、耐震性に強いというメリットを得られます。
地震の際に屋根や外壁が軽いことで、建物への負荷や屋内の家具倒壊といった被害を防げます。
日本は地震が多いため、この建材を使用することで安心して生活できるでしょう。
3つ目は、遮音性が高いことです。
日常生活で発生する騒音は、45デシベル以下にすることが望ましいとされています。
ガルバリウム鋼板を使用した屋根や外壁は80デシベルの外からの騒音を28デシベル程度にすることが可能です。
その数字からもわかるように遮音性が高いため、騒音が少ない家にしたい方にはぴったりでしょう。
□ガルバリウム鋼板のデメリットとは?
メリットが多い一方で、以下のようなデメリットも存在することを理解しておきましょう。
1つ目は、サビが発生することです。
金属素材の中ではサビにくいですが、全くサビないわけではありません。
そのため、サビない素材と比べると、サビが発生することはデメリットと捉えられます。
ただし、サビにくいことは確かですので、サビの発生を過度に心配する必要はないでしょう。
2つ目は、凹んでしまう場合があることです。
ガルバリウム鋼板は、薄かったりデザインがフラットであったりすることが特徴です。
そのため、外部からの衝撃に弱くなってしまい、衝撃によって凹んでしまうことがあります。
子供がボール遊びを頻繁にする場合や、凹みは避けたいという方には、あまりおすすめしません。
□まとめ
今回は、ガルバリウム鋼板のメリットとデメリットについて解説しました。
サビたり凹んだりする可能性がある一方で、耐久性や耐震性などに関しては非常に高い性能があるため、魅力的な素材と言えるでしょう。
建材にお悩みの方は、ぜひ一度当社までお問い合わせください。
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