築10年になると外壁のメンテナンスが必要？費用相場もご紹介！

「外壁は一度塗装したら完成ではないのか」

このように勘違いしている方は多いです。
一度塗装が完成しても、日々紫外線や雨水からダメージを受けているので、放置しているとどんどん劣化が進みます。
本記事では定期的なメンテナンスが必要な理由を詳しく解説していきます。

□外壁を定期的にメンテナンスしなければならない理由とは？

外壁を定期的にメンテナンスしなければならない理由は「長く住めるようにする」「資産価値を維持する」の2つです。
それぞれの理由を詳しく解説します。

まずは長く住めるようにすることです。
住まいは紫外線や雨風などによって毎日ダメージを受けているため、経年劣化していきます。
定期的にメンテナンスしていないと、いずれ劣化が激しくなってきてメンテナンスしても追いつかない状態になります。
こうなると解体するしかなくなり、同じ住まいに住めなくなります。

しかし、定期的なケアを施していくことで、経年劣化を遅らせて住まいを長持ちさせられるのです。

次は資産価値を維持することです。
一般的に住まいは新築から次第に資産価値が下がっていきます。
先ほども申し上げたように、メンテナンスしていないと劣化が激しく資産価値がどんどん下がり、買い手がつかなくなる恐れがあります。

築年数が浅いうちからメンテナンスを施しておくと、住まいの資産価値を維持でき、スムーズに売却活動が行えるでしょう。

□築10年で必要になるメンテナンス費用はどれくらい？

新築してから10年が経つと、外壁や屋根、内装の劣化が目立ってきます。
ここでは場所別に詳しくメンテナンス費用をご紹介していきます。

まずは外壁です。
外壁ではチョーキング現象や剥がれなどの症状が見られるようになります。
これらを放置していると雨漏りが発生し、住まいが劣化してしまうので注意してください。
費用は100万円程度が相場です。

次は屋根です。
屋根に色あせやサビなどの劣化症状が見られたら、メンテナンスしましょう。
修繕や部品交換する場合、費用相場は5万円から20万円です。

最後は内装です。
時間が経ってくるとクロスが汚れたり、LED照明の交換が必要になったりします。
内装の場所によってメンテナンス費用が変わってくるので、一概には言えませんが、クロスであれば10万円から50万円、LED照明であれば10万円から40万円程度が相場です。

□まとめ

外壁を定期的にメンテナンスしなければいけないのは快適に長く住めるようにしたり、資産価値をキープしたりするためです。
また、10年ほど時間が経ってくると、外壁だけではなく屋根や内装にもメンテナンスを施さなければなりませんので注意してくださいね。