2023.03.01
- 塗装豆知識
サイディング外壁の耐久性は?窯業系など様々なサイディング外壁について解説!
「サイディングの耐久性はどれくらいなのか」
「サイディングの劣化症状について知りたい」
このように思っている方は多いでしょう。
そこで本記事ではサイディングの耐久性と劣化症状について解説しますので、ぜひ参考にしてください。
□サイディングの耐久性はどれくらい?窯業系や金属系について解説!
サイディングと一口に言っても、サイディングの種類によって耐久性は変わってきます。
ここでは窯業系や金属系、木質系のサイディングについて解説します。
*窯業系サイディング
窯業系サイディングの耐久性は30年から40年です。
これはセメントに木質の繊維を混合させて作ったもので、防火性や耐震性、防水性などの性能が高い水準で備えられています。
*金属系サイディング
金属系サイディングの耐久性は30年から40年です。
鉄をアルミやスチールなどでコーティングしたサイディングで、断熱性に優れています。
また、耐震性も高いため、地震が起きてもひび割れが起きる可能性は低いでしょう。
*木質系サイディング
木質系サイディングの耐久性は15年から30年です。
木質系サイディングは天然の木を材料としており、吸水性が高い特徴があります。
ただ、他のサイディングと比較して劣化しやすく、耐用年数は短めになっています。
□サイディングの劣化症状をご紹介!
サイディングの代表的な劣化症状には「チョーキング現象」「ひび割れ」の2つがあります。
ここではこれらの劣化症状を詳しく解説します。
まずはチョーキング現象です。
これは外壁に触れると、白い粉が付着する現象です。
ガードレールを触ったら手が白くなったという経験がある方は多いでしょう。
それと同じで、塗膜に含まれている顔料が劣化して浮き上がってきた結果、この現象が起こります。
これは外壁が劣化しているサインですので、チョーキング現象が見られたらすぐに外壁をメンテナンスしてください。
次はひび割れです。
これはチョーキング現象とは異なり、目に見える劣化症状です。
目地がひび割れていたり、外壁がひび割れていたりするとその隙間から雨水が浸入して建物内部の木材が腐食してしまいます。
住まいの寿命が縮まってしまうので、ひび割れを発見したら早急に修理するようにしてください。
□まとめ
サイディングの耐久性は種類によって異なりますが、基本的には30年から40年ほど持ちます。
ただ、耐用年数が過ぎていなくてもチョーキング現象やひび割れは劣化のサインなので、もし発見した場合は早急な補修をするようにしましょう。
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