2023.03.20
- 塗装豆知識
外壁塗装をご検討中の方必見!代表的な塗料の特徴をご紹介します!
外壁塗装の塗料にはたくさんの種類があります。
自分の家に合った塗料を選ぶことが重要ですが、どれを使えばいいのか分からず困っている方も多いのではないでしょうか。
今回は、塗料の分類と代表的な塗料の特徴についてご紹介します。
□塗料の分類についてご紹介!
塗料は主に以下の4つの材料で形成されています。
1.着色顔料
水や油、一般溶剤などに溶けない着色の粉末で、色付けに用いられます。
透明な色で塗装したい時に用いられるクリアー塗料には、顔料は入っていません。
2.合成樹脂
硬化して塗膜の主成分となるものです。
塗料の耐用年数やグレードを左右するものの1つです。
アクリル塗料やフッ素塗料などのグレードを決定するのはこの樹脂によります。
合成樹脂の種類によって劣化のしにくさが異なります。
3.希釈剤
塗料を溶かして薄め、塗装作業をしやすくするものです。
水で溶かすものは「水性塗料」、シンナーで溶かすものは「油性塗料」です。
揮発性のため、塗膜にならずに蒸発します。
4.添加剤
塗料に特別な機能を追加するものです。
防カビや防サビ、防腐、凍結防止など品質を向上させる役割をもっています。
□代表的な塗料の特徴をご紹介!
*ウレタン塗料の特徴
ウレタン樹脂を使用した塗料です。
安価で伸縮性・密着性ともに高いです。
そのため、雨樋や手すり、ひさしのように湾曲した部分的な塗装に使用されることが多いです。
しかし、他の塗料に比べて、耐久性や防汚性が低いので、塗り替えで使用されることはあまりありません。
頻繁に塗り替えたいご家庭やアパート・マンションにはおすすめです。
*シリコン塗料の特徴
シリコン樹脂を使用した塗料です。
耐用年数が10年以上で費用のバランスが良く、カラーバリエーションも豊富なため、現在最もスタンダードな塗料となっています。
水に馴染む性質である親水性があるため、汚れても雨で流されやすく、外観を保ちやすいです。
しかし、塗膜が少し硬いため、場合によってはひび割れを起こす恐れがあります。
*フッ素塗料
フッ素樹脂を使用した塗料です。
紫外線に強く、耐久性に優れています。
そのため、大型建築物や公共施設の塗装に使用されます。
光沢が長持ちし、汚れや色褪せにも強いです。
しかし、費用が少し高く、新しい塗料なため使い慣れていない業者もいます。
□まとめ
外壁塗料は、安易に価格で選ぶことはおすすめしません。
高ければ良いものだということではありません。
本記事から、それぞれの塗料の特徴を理解したうえで、用途や自分の家の状態に1番あったものを選ぶようにしましょう。
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