2023.03.30
- 塗装豆知識
外壁塗装と火災保険の関係とは?注意点を併せてご紹介します!
火災保険はその名の通り、火災によって受けた損害の補償です。
名称こそ「火災」であるものの、その補償対象は多岐にわたります。
今回は、外壁塗装に火災保険が適用される条件と注意点をご紹介します。
外壁塗装を検討されている方は、要チェックです。
□外壁塗装に火災保険を適用できる条件をご紹介!
戸建住宅の火災保険は、自然災害による損害に対しても適用されます。
とは言っても、全ての自然災害が対象になるわけではありません。
一般的な火災保険が適用されるケースは、以下の通りです。
・火災
・落雷
・爆発
・風
・雹(ひょう)
・雪
また、台風の飛来物や落雷によって外壁が損傷を受けた場合でも、保険が適用されることがあります。
このように、火災保険はあらゆる災害をカバーしているように思えますが、注意したいのが水害についてです。
洪水や高潮、集中豪雨による土砂崩れなど水害に分類される自然災害には、基本的に火災保険は適用されません。
ただ、契約されている保険によっては水害が含まれることもあるので、一度確認してみてください。
対象の自然災害による被害と認められた場合は問題ありませんが、それが経年劣化によるものだと判断された場合は、いずれの保険でも適用外になります。
外壁材は性質上、変質や変色、コケとサビの発生が起こります。
これらは自然災害に起因しない劣化であるため、補償されません。
□外壁塗装に火災保険を使うときに注意すべきこととは?
対象の災害によって損害を受けた場合でも、免責範囲を超えていない場合は対象外となってしまいます。
免責とは、「損害額が合計10万円以上の場合のみ補償可能」というような保険金支払いの条件のひとつです。
損傷箇所が小さく、免責額に補償費用が満たない場合は保険金を受けられません。
免責金額は契約時に設定されるので、契約内容によって異なります。
また、火災保険でできるのは「現状復旧」だけです。
せっかく外壁塗装をするのなら今の塗料よりグレードアップしたものを、と思うかもしれませんが、現在使用している塗料との差額分はあくまで自己負担です。自己負担の範囲を事前に保険会社の方に確認しておくと、スムーズに申請できるでしょう。
□まとめ
今回は、外壁塗装に火災保険が適用される条件と、注意点についてご紹介しました。
細かい条件や補償は、ご契約内容によって異なりますので、申請前に一度確認してみましょう。
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