2023.04.16
- 塗装豆知識
外壁塗装における目荒らしとは？メリットとデメリットも併せてご紹介します！
住宅の外壁塗装を検討している方は、外壁塗装の作業工程の1つである、目荒らしという言葉を知っているでしょうか。
目荒らしは、外壁塗装において欠かせない工程です。
今回は、塗装における目荒らしの基礎知識と、目荒らしを行うメリット・デメリットをご紹介します。
□目荒らしの基礎知識について
目荒らしとは、平らな表面に細かく凹凸をつける作業のことです。
塗料は、平らな表面に直接塗ると剥がれやすいという特徴があります。
また、平らな表面だと塗料が流れやすく、乾燥するまで維持することが困難です。
凹凸をつけることで、塗膜を剥がれにくくし、持続力も高められます。
目荒らしは時間と手間がかかる作業であり、仕上がりをみただけでは目荒らしを行っているかどうかわからないため、軽視されることもあります。
しかし、適切に目荒らしを行わないと、塗膜が剥がれやすくなり、施工不良の原因にもなるため、塗装において目荒らしは非常に重要な工程です。
次に、目荒らしとケレンの違いをご説明します。
ケレンとは、トタンや屋根、鉄部分の塗装の前に汚れやさびを落とすことを指し、目荒らしはケレン作業の1部です。
ケレンで表面をきれいにした後、塗料の耐久性を高めるために目荒らしをします。
ケレンには4つの種類があり、目荒らしは4種ケレンにあたります。
4種ケレンとは、粉化物や汚れなどを取り除く方法です。
□目荒らしを行うメリット・デメリットは？
目荒らしを行うメリットとして、以下の3つが挙げられます。
・塗料が流れにくくなること
・塗料が凹凸に入り込んで定着しやすくなること
・塗装面が剝がれにくくなること
凹凸が付いた面に塗料を塗ることで、細かな凹凸に塗料が入り込み、流れることなくしっかり定着します。
密着度が高い塗料は剥がれにくく、美しい塗装面が長持ちします。
一方で、目荒らしを行うデメリットとして以下の2つが挙げられます。
・作業に時間がかかる
・完成した時点での仕上がりをみただけでは目荒らしを行ったかどうかわからない
目荒らしは大変な作業ですが、目荒らしの重要性をわかっている優良な業者であれば、必要があれば必ず行います。
□まとめ
今回は、塗装における目荒らしの基礎知識と、目荒らしを行うメリット・デメリットをご紹介しました。
目荒らしは、塗料の効果を十分に発揮し、持続させるために必要な工程です。
当社では、目荒らしを含めた外壁塗装を行っております。
外壁塗装を検討されている方は、気軽にお問い合わせください。
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