2023.04.19
- 塗装豆知識
外壁塗装のひび割れの原因と補修の必要性をお伝えします!
地震大国である日本では、道路や地面がひび割れているのを目にしますよね。
道路や地面と同様に、建物の外壁塗装もひび割れが発生します。
そして、ひび割れの被害が小さく見えようとも、大きな問題になる可能性があります。
そこで今回は、外壁塗装のひび割れの原因と補修の必要性について紹介します。
□外壁塗装がひび割れる原因とは?
ひび割れの種類によって、ひび割れが発生する時の原因は変わってきます。
ひび割れの種類は「ヘアークラック」と「構造クラック」の2種類に分けられます。
1つ目に、塗料の塗膜に生じるものであるヘアークラックとは、コンクリートやモルタルの外壁に起こりやすいです。
建物自体への深刻な影響は考えられにくいため、緊急性は低いです。
また、経年劣化が主な原因とされており、コンクリートやモルタルが紫外線によって乾燥し、膨張と収縮が発生することでひび割れに繋がります。
もし施工後に、ひび割れが短期間で発生した場合、塗料の乾燥が不十分であったり、塗料と下地の相性が不適切であったりと、施工業者が原因とされることが予想されます。
2つ目に、構造クラックはコンクリートやモルタルの外壁や基礎に起こるひび割れです。
ヘアークラックよりも構造クラックの方が危険性と緊急性が高く、迅速な点検と補修が必要です。
発生原因として、建物の構造自体が問題である可能性が高く、例として挙げられるのは、設計ミス、基礎の劣化、補強材の不足などがあります。
□外壁塗装のひび割れは補修が必要か?
被害の大きさや状況によって補修するべきか変わりますが、外壁塗装のひび割れは、経過観察でも良い場合と補修するべき場合があり、判断方法を紹介します。
判断方法として、ひび割れの幅で決定するため、クラックスケールで測ることをおすすめします。
ひび割れが0.3ミリメートル未満の場合は、経過観察でも大丈夫です。
一方、ひび割れが0.3ミリメートル以上まで進行している場合、補修するのが良いです。
0.3ミリメートル以上のひび割れになると、雨漏りやシロアリ、カビなどが発生する可能性が高まります。
また、ひび割れの程度がわからず、補修すべきかわからない場合や、補修しなくてよいか心配な場合は専門業者に依頼しましょう。
専門業者は肉眼での判断以外にも、ルーペを使用したり、音で確かめたりするので、正確性が高く、適切な補修方法を取れるのでおすすめです。
□まとめ
今回は、外壁塗装がひび割れる原因と補修の必要性について紹介しました。
ひび割れの種類はヘアークラックと構造クラックがあり、その原因はそれぞれ異なります。
また、ひび割れが0.3ミリメートル以上の場合は早急な補修が必要なため、当社のような専門業者に依頼することをおすすめします。
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