2023.05.29
- 塗装豆知識
カーポートとは?塗装をしなくても良い理由を解説します!
住宅を建てる際に車を置くスペースを作りたいが、カーポートが良いのか、ガレージが良いのか迷っている方も多いのではないでしょうか。
車の日焼けを防止する役割や雨から守る役割では、どちらも同じように見えます。
そこで今回は、カーポートとはそもそも何なのか、塗装をしなくても良いと言われる理由について紹介します。
□カーポートって何?種類はあるのか?
カーポートと似たものとしてガレージがあります。
この2つの違いは壁で覆われているかどうかです。
カーポートは、屋根と柱だけで壁に覆われていません。
一方、ガレージは壁と屋根で覆われています。
カーポートのメリットは、壁で囲まれていないためドアを開けやすく、狭いスペースでも設置しやすいことです。
しかし、カーポートは壁がないため雨風にさらされやすかったり、いたずらされる可能性があったりとデメリットもあります。
カーポートには素材やデザインなど様々な種類があります。
屋根の素材であれば、ポリカーボネート、アルミ、スチール、アクリル、塩化ビニルがあります。
また、梁や柱の素材にはアルミとスチールの2種類があります。
軽くて丈夫で、サビにくいアルミが一般的には使われています。
デザインには、構造がシンプルなもの、用途が広いガレージタイプ、デザイン性のあるものなどさまざまな種類があります。
□カーポートの塗装をしなくても良い理由とは?
カーポートの梁や柱には一般的にはアルミが使われています。
アルミは軽くて丈夫で、サビにくい素材です。
ただアルミにも白サビが発生することはあります。
空気中のホコリやちり、排ガス、砂塵などが付着することが原因です。
サビの発生を抑えるためには、カーポートの掃除をこまめに行うことが必要です。
しかし、サビは切削するなどして除去すれば、機能的には問題ありません。
そのため、アルミに塗装しても機能的には変わりません。
また、アルミは工場で焼付け塗装がなされています。
焼付塗装の上から塗料を塗っても剥がれやすく、あまり意味がありません。
以上の理由から、カーポートには塗装する必要はないと言えます。
□まとめ
今回はカーポートとはどんなものなのか、またカーポートに塗装しなくても良い理由について紹介しました。
カーポートにはガレージよりも狭いスペースで設置できるメリットがありました。
そして、カーポートに塗装が必要ない理由はアルミが素材に使われているからです。
カーポートには様々な種類があるので、ぜひご自身にあったカーポートを作ってみてください。
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