2023.06.13
- 塗装豆知識
外壁の色でお困りの方!色の決め方とカラーシミュレーションに注意点をご紹介します!
外壁の色は、住宅の印象を決定づける要素の1つなので、色決めで失敗したくないですよね。
方法は複数ありますが、中でもカラーシミュレーションは注意が必要です。
今回は、外壁の色を決めるときの方法とカラーシミュレーションの注意点についてご紹介します。
□外壁の色を決めるときの方法とは?
*色見本帳を使用する
色見本とはその名の通り、色のサンプルのことをいいます。
パンフレットのような冊子に使用する塗料の色が塗られており、一度に多くの色を比較できるタイプと、暗記カードのように1枚に細分化されているタイプがあります。
前者のタイプは、大まかに色を決めたいときや、デザイン性よりも機能性を重視している場合におすすめです。
一方で後者のタイプは、日本塗料工業会が発行しているもので、記載されている色番号は日本共通です。
そのため、とことん色にこだわりたい場合におすすめです。
*塗り板を使用する
塗り板とは、見本サイズの板に実際の塗料を塗ったものです。
色見本帳とは異なり、実際に塗ったときの色味と近い色を確認できます。
このとき、色はもちろんですが、質感や艶感も併せて確認できるため、塗装後のイメージがよりしやすくなります。
塗装前の最終確認をするときにおすすめです。
*カラーシミュレーションを使用する
カラーシミュレーションとは、パソコンに実際の住宅の写真やCGを取り込み、専用ソフトを用いて複数の色でシミュレーションするものです。
実際に外観の色を変えたときのイメージを得られるため、自分の理想とのギャップを最小限に抑えられます。
□カラーシミュレーションの注意点とは?
色を決めるときの方法でもお伝えしましたが、カラーシミュレーションを使用すると、基本的に色見本よりも実際の状態に近いイメージを得られます。
しかし、注意しなくてはならないのが、カラーシミュレーションはパソコンの液晶画面上での確認方法であるということです。
そのため、画面の明るさやモニターの種類などによって色味が異なって見える場合があります。
バランスが取れているかどうかといった全体像を把握するために使用するのは効果的ですが、最終調整・最終決定をするときは、色見本帳や塗り板を使用するようにしましょう。
□まとめ
今回は、外壁の色を決めるときの方法とカラーシミュレーションの注意点についてご紹介しました。
冒頭でもご紹介した通り、外壁の色は住宅の印象を大きく左右します。
そのため、ご紹介した色を決める方法の特徴・注意点を理解して、自分の理想の外壁の色を選びましょう。
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