ベランダの防水塗装について解説します！

屋根や外壁の塗装はしっかりと考える方が多いですが、ベランダの塗装はあまり重要視していないという方も多いのではないでしょうか。
ベランダは雨や風を直接受けるため、屋根や外壁と同じように劣化していきます。
今回は、ベランダの防水塗装が必要な理由と、防水塗装が必要になるサインについてご紹介します。

 

□ベランダの防水塗装は必要なのか

 

ベランダの防水塗装が必要な理由は大きく分けて2つあります。

1つ目は、雨漏りを防ぐためです。
ベランダに防水塗装をしていないと、雨が隙間から浸入して雨漏りを引き起こしてしまいます。
雨が降った時にベランダで雨水が溜まりやすいのは床なので、注意しましょう。

2つ目は、きれいな景観を維持するためです。
防水塗装は月日が経つにつれ徐々に剥がれてきます。
そのため、剥がれをそのまま放置していれば、ベランダの見栄えが悪くなってしまいます。

中には見た目はそこまで気にしていないのでまだ防水塗装は必要ないとお考えの方もいらっしゃるでしょう。

しかし、防水塗装をしていないベランダのままだと、雨が家の中に入り込んだり、剥がれた塗装がベランダ全体を汚したりと生活に影響を及ぼす可能性があります。

なお、防水塗装が剥がれた状態で雨を受けるとベランダの床素材も劣化し、ヒビ割れや破損につながります。
結果的に高い修理費が必要になる場合もあるので、手遅れになる前に防水塗装を塗り直しましょう。

 

□ベランダの防水塗装が必要なサイン

 

ベランダの防水塗装が必要かどうかは見た目の状態で判断可能です。
以下の状態が見られる場合は防水塗装を検討しましょう。

 

＊色褪せ

 

防水層にまでは達していませんが、ベランダの表面が傷み始めています。
劣化が悪化する前に防水塗装を塗り直しましょう。

 

＊小さなヒビ

 

3センチ程度の小さいヒビは、ベランダの表面上で済んでいる場合と、防水層にまで達している場合の両方が考えられます。
早めに点検し、防水塗装の塗り直し、または防水工事のやり直しを行いましょう。

また、外見に異常が見られない場合でも新築、または前回のメンテナンスから5年〜10年経っていれば、防水塗装を行いましょう。

なお、ベランダに大きなヒビや剥がれ、雑草が生えている場合は再防水工事をおすすめします。

 

□まとめ

 

ベランダの防水塗装は、雨漏りを防ぐためだけでなく、綺麗な状態を保つためでもあります。
大きな修理が必要にならないためには、こまめにベランダの状態を確認することが大切です。
小さなヒビや色褪せなどが見られた場合は早めに防水塗装の塗り直しをしましょう。

万が一すでに雨漏りが発生している場合は、防水塗装の塗り直しだけでは対処できません。
雨漏り修理が必要になります。
防水工事に関するご相談があれば、お気軽に当社までご相談ください。