2023.06.24
- 塗装豆知識
窯業系サイディングの種類はいくつある?解説します!
窯業系サイディングとは、日本国内で主要な外壁材の一つです。
外壁デザインについて調べていたら、検索でヒットしたという方もいるのではないでしょうか。
窯業系サイディングはデザインの豊富さから、人気が非常に高い素材であり、注目を集めています。
しかし、他の外壁材との違いがわかりづらく、決め手に欠けますよね。
そこで今回は、窯業系サイディングの種類をいくつか紹介し、メリットやデメリットについて述べていきます。
□窯業系サイディングのデザインの種類についてご紹介!
窯業系サイディングにはさまざまな色や模様のものがあります。
皆さんも一度は店頭やネットで見たことがあるのではないでしょうか。
一見、たくさんあるように見えますが、実はこれから紹介する5つに大別できます。
1つ目はレンガ・タイル柄です。
一枚一枚のレンガやタイルには異なる色、デザインが施されているため、まるで本物のような質感が感じられます。
他の住宅ともなじみやすく、温かい印象を与えてくれるのも特徴的です。
2つ目は石積み柄です。
あたかも石が積み重なっているかのようなこのデザインは、清潔感を与えてくれます。
長さの異なる石を規則的に並べたデザインでは、シャープさも実現可能です。
3つ目は木目柄です。
木のデザインを施したサイディング材は、温かみのあるデザインになります。
一口に木目柄といっても、カラーバリエーションが豊富なため、色合いによって印象を変えられるのも魅力的です。
シックな印象がお好みの方は暗めの色を、より本物の木に近づけたい方には明るい色をおすすめします。
4つ目はライン柄です。
金属系の素材を使っているかのように見えるライン柄のサイディングは、スマートな印象を与えるデザインです。
黒やグレーといった色を使えば高級感ある住宅に仕上がります。
5つ目は塗り壁風です。
まるで一枚の壁をいっぺんに塗り上げたかのようなデザインが特徴的です。
黒やグレーをはじめとする落ち着きのあるカラーから黄色や青、赤などの明るいカラーにも対応できます。
どんな場所にもなじむシンプルで扱いやすい点が魅力です。
他にもコンクリート柄や無地などのデザインがあります。
一口に窯業系サイディングといっても、その種類は無限大であり、多様な雰囲気を演出可能です。
□窯業系サイディングのメリットとデメリットをご紹介!
外壁に使用する素材を選ぶ上では、それぞれの利点や欠点を知ることが助けになります。
窯業系サイディングはコストやデザインの豊富性、施工期間や耐火性の観点では他の素材よりも優れていますが、いくつか劣っている部分もあります。
さまざまなデザインに対応できるのは窯業系サイディングならではです。
採用する色や模様の組み合わせ方によって再現できるデザインは千差万別です。
費用も施工期間も抑えられるのも特徴的です。
窯業系サイディングは扱いやすい素材であるため低コストかつ短期間で工事を終えられます。
耐火性の面でも、群を抜いています。
建築基準法で定められた試験に合格しているため、安全面でも安心です。
一方で、定期的なメンテナンスが必要です。
ひび割れやはがれなどが起こりやすい素材であるため5〜10年に一度メンテナンスを行いましょう。
当社では、塗装時期の診断も行っております。
詳細な診断士結果書も一緒にお渡しいたしますので、塗装後のケアも心配無用です。
さらに注意しなくてはならないのは熱がこもりやすい点です。
基本的に窯業系サイディングは熱を吸収しやすい素材であり、特に夏場は室内が暑くなりやすいです。
エアコンの使用頻度を控えたい方は、遮熱効果や断熱効果の期待できる塗料の使用をおすすめします。
防水機能の低さもデメリットとして挙げられます。
窯業系サイディング自体に防水機能は備えられていないため、追加で加工が必要です。
防水効果のある塗装が雨風によってはがれてしまうと防水機能がなくなってしまうため、こまめに外壁を確認しましょう。
□まとめ
今回は窯業系サイディングについてご紹介しました。
窯業系サイディングは実現可能なデザインの種類が多いためお客様のお好みに合う外壁デザインを見つけられるでしょう。
しかし、初期費用や施工期間が抑えられる分、メンテナンスや追加加工の手間が増えてしまいます。
お客様にとって最善の外壁工事ができるよう、何を重要視したいかを考えることが大切です。
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