2023.07.01
- 塗装豆知識
外壁の幕板とはなに?メンテナンス方法も併せてご紹介!
外壁の一部である幕板は、きっと誰もが見たことがある部位であるにもかかわらず、その名を知っている人は少ないです。
しかし、サイディングや屋根と同様、メンテナンスが必要な部分なのです。
そこで今回は、幕板のメンテナンスについてご紹介します。
そろそろ外壁のメンテナンスが必要だな、とお考えの方には必読です。
□外壁の幕板とはなに?
外壁の幕板とは、帯板とも呼ばれ、1階と2階の間やベランダについている装飾材のことです。
異なる色の外壁塗装を施した際にも、その分かれ目に設置されます。
幕板は必ずしも外壁に設置しなくてはならないものではありませんがアクセントとなりうるため、外壁工事のタイミングで採用する方が多いです。
また、サイディングのつなぎ目を隠すこともできるため目隠しのような役割も担います。
外から見られたくない箇所を、おしゃれなまま、違和感なく隠せられるため重宝されているアイテムです。
いずれにせよ、幕板は外壁の見た目をよりダイナミックに美しくするために用いられるといえます。
□幕板のメンテナンスとは?
外壁に使用したサイディングと同様に幕板もまたメンテナンスが不可欠です。
幕板は外壁にアクセントを加え、家の外観を大きく左右するものですから、常にきれいな状態に保つことが大切です。
一口にメンテナンスといっても不具合の程度によって行うべき処置は異なります。
当社では精密診断を行い、お客様にわかりやすい形で結果をお伝えしています。
どこをどう補修したら良いのかわからない、という方はお任せください。
幕板の一部で塗装がはがれているというような軽度なケースの場合、ケレン作業と再塗装を行います。
ケレン作業とは、紙やすりを用いて古い汚れやさびをとり、幕板の表面をきれいにする作業を指します。
ケレン作業を行うことで、表面の凹凸をなくし、仕上がりがよりきれいになります。
幕板がきれいになったら再塗装です。
ケレン作業後の塗装は、幕板が長持ちしやすくなるという利点もあります。
ひび割れがみられる場合には、コーキング処理とケレン作業を施したうえで再度塗装をします。
コーキング処理とは液体状の充填剤を用いて隙間を埋めていくことを指します。
この処理を行ったうえでケレン作業を行い、重ね塗りをします。
塗装剥がれのみの場合と比べると、コーキング処理というステップが一つ増えるため、その分費用がかさみます。
幕板に割れや欠けている箇所が見受けられる場合には幕板自体を交換します。
これは、ケレン作業やコーキング処理が広範囲の補修には不向きなためです。
幕板の交換ではまず、壊れてしまった古い幕板を取り外し、新しい幕板を専用の釘で取り付けます。
ここで注意が必要なのは、既存の幕板と同じ素材が見つからない可能性があるという点です。
特にデザインに特徴がある幕板を使用している、という方は一度ご相談ください。
□まとめ
今回は、外壁の幕板についてご紹介しました。
一度ご自宅の外壁を眺めてみてください。
きっと、幕板が見つけられるでしょう。
メンテナンス方法は状態によって異なるため、一度当社のような専門の会社で劣化診断を受けることをおすすめします。
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