2023.05.27
- 塗装豆知識
ウレタン防水のメリットとは?ひび割れたときの補修方法をご紹介します!
経年劣化によって、時には外壁にひび割れが発生してしまうこともあります。
しかし、ひび割れの補修方法や、次に選ぶべき塗料の種類がわからない方もいらっしゃると思います。
そこで今回は、ウレタン防水のメリットとひび割れが起きた際の補修方法をご紹介します。
□ウレタン防水のメリットとは?
1.仕上がりの継ぎ目がない
ウレタン防水は、液体状の樹脂を塗布して防水層を形成します。
そのためシームレスな仕上がりになり、シート防水のような剥がれや雨漏りの心配を必要としないメリットがあります。
2.施工に凹凸がない
シームレスな特徴を活かし、凹凸や段差のある屋上やベランダにも施工できます。
そのため、凹凸部分が多い家であれば、ウレタン防水をおすすめします。
3.軽量ひび割れの
ウレタン防水塗膜を3mm程度まで塗り重ねる方法であるため、他の防水工事に比べて非常に軽いです。
また、軽量であるゆえに建物への負担を軽減できるため、建物の寿命が伸び、耐震性が向上するメリットがあります。
4.定期的なメンテナンスの必要がない
ウレタン防水層の耐用年数は15年程度です。
そのため、頻繁なメンテナンスをせずに済み、長期的にみると安価な防水工事です。
□ウレタンのひび割れを補修する方法
剥がれやひび割れが起きたウレタン防水の補修工事には、7つの工程があります。
1.ウレタン防水の剥がれやひび割れの確認
該当箇所を、わかりやすいようサインペンで印付けます。
2.不具合箇所の撤去
剥がす箇所の見当をつけて、大幅に剥がしすぎないようにします。
3.プライマー塗装(1回目)
接着力を確保するため、プライマーを塗ります。
4.下地調整
プライマーが乾いた後、少しある段差をサンドペーパーを使用して平らにします。
5.プライマー塗装(2回目)
もう一度プライマーを塗り、ウレタン防水との密着力をより高めます。
また、最後に床面前面にトップコート塗装を行うため、その下準備としてのプライマー塗装という意味合いもあります。
6.ウレタン防水主材
プライマーが乾いたら、不具合箇所のみに防水材施工をしていきます。
それゆえ、補修を行った部分のみをテープで囲って貼り、プルーフフロンバリューを塗ります。
7.ウレタン防水のトップコート塗装をして完成
仕上げにトップコートを塗り、乾くときれいなウレタン防水の完成です。
□まとめ
今回は、ウレタン防水のメリットを、ひび割れが発生した時の補修方法と併せてご紹介しました。
当社では、外壁塗装や屋根工事をはじめとして、お客様により満足していただけるような取り組みを行い、提供しています。
ひび割れ補修についてご相談がある方は、ぜひ当社までお問い合わせください。
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