2023.07.12
- 塗装豆知識
オレンジの屋根に合う外壁について解説します!
外壁は住宅の印象に関わってくるため慎重に選びたいものです。
屋根の色とどのようにマッチさせるのかというのは外壁選びの重要なポイントです。
今回の記事では、オレンジ屋根の住宅を取り上げ、オレンジ屋根に合う外壁について解説します。
□オレンジの屋根に合う外壁の色
・白でオレンジ屋根を際立たせる
白色は外壁と屋根の色の差を出せる組み合わせなので、外壁に白色を用いることで屋根の色を引き立たせられます。
・黄色でまとまったおしゃれなデザインに
黄色の中でも、明るすぎない薄めの黄色を用いることで、おしゃれでまとまった南欧風のデザインになります。
淡い色を使用しているので、外壁ばかりが目立ち、近隣から浮いてしまう心配もありません。
・ベージュで温かみのあるデザインに
外壁にベージュを用いることにより、外壁にも屋根にも黄色系の色が入り、全体的に落ちついた印象を与えます。
また、屋根よりも淡い色を使用しているため、屋根の色を引き立てる効果もあります。
□色を決める際の注意点について
ここでは、初めて外壁選びをする方にもわかりやすい注意点を3つあげます。
・屋根に合わせて色の黄金比を決定する
一般的に色の黄金比は70:25:5(ベースカラー70%、メインカラー25%、アクセントカラー5%)です。
しかし、屋根の大きさ、傾斜により黄金比の組み合わせは異なります。
例えば、屋根が大きい場合は外壁をベースカラー、屋根をメインカラー、玄関ドアをアクセントカラーと考えるとまとまりが良いです。
屋根の傾斜が少ない場合は、屋根の色がほとんど見えません。
そのため、外壁をベースカラーとメインカラーの2つのカラーを使って塗装し、玄関ドアにアクセントカラーを用いることでメリハリのある塗装になります。
・景観を考える
いくらおしゃれだからといっても、近隣の住宅にはないほど派手な外壁にしてしまうと周囲の景観を損ねることに繋がりかねません。
特に、観光地として栄えている地域では景観を守るために、景観保護法という法律が適用されているところもあります。
そのため、周りの家がブラウン系でまとめているのなら、ブラウン系やベージュ系など派手すぎない色を基調とした外壁にすることをおすすめします。
□まとめ
住宅の外観に影響を与える外壁選びですが、色選びを上手く行うことにより様々なデザインの外壁にできます。
その際、屋根の形状や傾斜に合わせて色の黄金比の組み合わせを決めましょう。
加えて、周囲の景観と照らし合わせることも大切です。
今回の記事を参考に、自分に合う外壁を見つけてみてくださいね。
やねかべパークでは、無料にて『やねかべ精密診断』を行っています。
一級建築士監修の150項目以上にわたる調査項目について、当社の有資格スタッフが、家全体をしっかり診断します。
10年後、その先の我が家を見据えた本当に必要なメンテナンスがわかります。
無料の
『やねかべ精密診断』を申し込む!