2023.02.12
- 塗装豆知識
カバー工法を検討中の方必見!スレート屋根のカバー工法の費用相場と特徴について
屋根カバー工法について、名前は聞いたことがあっても詳しく知らないという方も多いのではないでしょうか。
このカバー工法とは、屋根工法の1種で、スレート屋根の上に軽い屋根を重ねる工法のことです。
この記事では、ストレート屋根のカバー工法について解説します。
屋根カバー工法をお考えの方はぜひ参考にしてみてください。
□屋根カバー工法の費用は住宅環境や屋根材によって変わります!
同じ80平方メートルの屋根でも屋根カバー工法の費用相場が異なります。
以下では、なぜ費用相場が異なるのか、その理由について解説します。
1つ目は、屋根材や施工方法が異なるからです。
屋根材や防水板、下地材などを高品質なものに置き換えると、工事費がかさむことは言うまでもありません。
屋根カバー工法の費用は施工方法にも影響し、屋根材を釘ではなくビスで固定すると、工事費用も高くなります。
2つ目は、屋根や住宅の影響で異なるからです。
屋根カバー工法の費用は、屋根面の数と下屋根の長さによって大きく左右されます。
への字型で2つの面で形成される切妻屋根と比較すると、5つまたは6つの面など複数の屋根面で形成される複合屋根は、部材の数も3倍になるため、費用が高くなってしまいます。
下屋根とは1階の玄関とリビング上にある屋根のことで、複合屋根と同様に、低い屋根は屋根面積を増やすため、より多くの部材を使用します。
また屋根の環境だけでなく、3階建て住宅や狭い前面道路など、周囲の環境によっても施工価格は左右します。
□スレート屋根のカバー工法の費用相場と特徴とは?
ストレート屋根のカバー工法の費用相場は、屋根の大きさや形、地域などの条件によって異なりますが、80万円から180万円前後とされています。
以下では、ストレート屋根のカバー工法の特徴について解説します。
ストレート屋根のカバー工法は、既存屋根を撤去しないため、既存屋根の解体にかかる手間や廃材のコストを削減できます。
アスベストを使用した屋根でも廃材が出ないことから安心といえます。
また、工事中も普通に生活できる、二重屋根にすることで断熱性や遮音性が向上する、環境への負荷が少ないなどのメリットがあります。
ただし、太陽光発電システムの設置が難しくなったり、屋根の重量の増加によって耐震性に影響を及ぼしたりする可能性があります。
さらに、ストレート屋根の劣化状況によっては施工ができないこともあるので注意が必要です。
□まとめ
この記事では、屋根カバー工法の費用は住宅環境や屋根材によって変わることやスレート屋根のカバー工法の費用相場、特徴について解説しました。
適切な屋根の施工を行うためには、予算や工期などの様々な観点から、カバー工法を検討すると良いでしょう。
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