2023.03.07
- 塗装豆知識
コーキングの種類とは?使い方も紹介します!
外壁の隙間にゴムのようなものが充填されているのをご存じですか。
そのゴムのようなもののことを、「コーキング」といいます。
建物のいたるところの隙間を埋めるために、コーキングは使われています。
そこで今回は、コーキングの種類と、自分でコーキングを行うときの手順を紹介します。
□コーキングの種類を紹介します!
コーキングには、主に5つの種類があります。
・アクリルコーク
・ウレタンコーク
・シリコンコーク
・変成コーク
・ポリウレタン
アクリルコークは水性系で、作業がしやすいのが特徴です。
しかし、耐久性が低く、日が当たる場所に使うと10年ほどでひびが入ってしまいます。
ウレタンコークは、硬化するとゴムのような弾力性を持つため、耐久性が高いです。
紫外線に弱いため、日が当たる場所に使う場合は、上からの塗装が必須です。
シリコンコークは、コーキングの中で一番よく使われるものです。
価格が安く、耐候性・耐水性・耐熱性・耐久性のすべてが優れています。
様々な場所で使えますが、ウレタンコークとは反対に、上からの塗装ができません。
変形シリコンは、シリコンコークの優れた点を持ちつつ、上からの塗装ができるコーキングです。
ただ、ほかのものと比べてやや高いです。
ポリウレタンは、耐候性が飛びぬけて高く、厳しい環境条件の下でも使用できます。
また、塗装下地として使えます。
□コーキングにチャレンジ!手順を紹介します!
自分でコーキングの打ち替えを行うときの手順を紹介します。
まず、劣化したコーキングをカッターナイフではがします。
次に、下地についているホコリを取り、乾かします。
コーキングと下地の間にホコリがあると、剥離する可能性があります。
また、濡れている場所にはコーキングが付きません。
そして、マスキングテープを張ります。
はみ出してもいいように、コーキングを打つ幅の両側にマスキングテープを張りましょう。
プライマー処理を行い、コーキングを打ちます。
プライマー処理をすることで、接着力を上げられます。
また、コーキングノズルは斜めに切ると、安定して打てます。
コーキングをきれいに仕上げるためには、1回でたっぷりと打ちましょう。
ヘラで仕上げをし、マスキングテープをはがします。
ヘラ押えは何度もやると跡が付き、きれいな仕上がりにはなりません。
一気に、1回で仕上げましょう。
また、マスキングテープは硬化前に取ることを忘れないでください。
最後に、硬化させたら終了です。
6時間から12時間、湿気の多い浴室では24時間程度乾燥させる必要があります。
□まとめ
コーキングは、塗り方や乾燥時間を守れば自分で行えます。
しかし、外壁のコーキングは高い場所は届かなかったり、見た目に影響したりするので、塗装の塗り替えと一緒に依頼することをおすすめします。
当社は外壁塗装を行う会社です。
コーキングに関して、ご不明点等ある場合は、ぜひ当社にご相談ください。
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