2023.02.08
- 塗装豆知識
シーリングの種類別の乾燥時間と乾燥時間を間違えると起こりうる問題とは
みなさんはシーリングの乾燥のステップを知っているでしょうか。
シーリングが乾燥していないと、トラブルに発展する可能性があるため、乾燥について知っておくことは非常に重要です。
そこで本記事ではシーリングの乾燥時間について解説します。
□シーリングの乾燥時間について解説します!
シーリングが乾燥する時間は「表面硬化」「皮膜硬化」「完全硬化」の3つの段階があります。
それぞれの段階を詳しく解説します。
まずは表面硬化です。
これは塗膜の表面を触るだけなら問題ない程度に乾燥している状態です。
実際に触ってみて、シーリングが指についたり、糸を引いていたりするようであれば、表面硬化は終わっていません。
次は皮膜硬化です。
これは塗膜の表面が乾燥している状態で、その上から塗装を行っても問題ないのです。
最後は完全硬化です。
これは内部までしっかりと乾燥が完了している状態です。
完全硬化が終われば、水で濡らしても強い衝撃を与えても変形することはありません。
□シーリング材を使用する際の注意点とは?
シーリングの乾燥時間について解説しました。
次はシーリング材を使用する際の注意点をご紹介します。
*タイプごとに使い方を考える
コーキングを使う前に、特徴を知っておくことが大切です。
サイディングの目地への充填が可能なタイプ、上から塗装できるタイプ、水に強いタイプなど、使う位置によって使い分けられると、丈夫な住まいに仕上げられます。
*施工不良で乾燥しないことがある
シーリング材には1液タイプと2液タイプの2種類があります。
1液タイプは、カートリッジと呼ばれ、空気中の湿気に反応して硬化します。
そのため、施工不良は起こりにくいと言われているのですが、2液タイプはそうではありません。
こちらは主材と硬化材を混合して乾燥させるため、硬化剤を入れ忘れてしまったり、違う種類の硬化剤を混ぜてしまったりすると硬化不良の原因となってしまうのです。
施工不良を起こさないように、塗装会社選びを慎重にするのが良いでしょう。
当社では、お客様とのコミュニケーションを第一に、満足していただけるような塗装を心がけておりますので、是非ご連絡ください。
□まとめ
シーリング材の乾燥時間について解説しました。
シーリングが乾燥するまでは表面硬化、皮膜硬化、完全硬化の3つのステップがあり、シーリング材によって乾燥時間は変わってきます。
タイプごとに特徴をしっかり押さえて、適材適所に使っていきましょう。
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