2022.11.13
- 塗装豆知識
トタン屋根の種類やメンテナンスと時期を解説!
「トタン屋根の種類やメンテナンスについて教えて欲しい。」
このようにお悩みの方は多いのではないでしょうか。
この記事では、トタン屋根の種類とトタン屋根のメンテナンス時期について詳しく解説します。
ぜひご覧ください。
□トタン屋根の種類とは
1つ目の種類は、波板トタン屋根です。
一般的なトタン屋根は、この種類を指します。
鉄板に塗装を施しており、波の形状にすることによって平らな板よりも強度が高まります。
また、後から塗装することが困難なため、初めから塗装している状態で販売されています。
2つ目は、瓦棒葺きトタン屋根です。
垂木に打ち付けられていて、打ち付けた芯木に金属の板を巻き付けて釘で固定する方法です。
瓦棒は屋根が下っている向きに合わせて同じ間隔に打ち付けられています。
この屋根のメリットは、屋根の勾配を緩やかにできることです。
日本瓦やスレート屋根よりも勾配が緩やかなだけでなく、雨漏りにも強いという特徴もあります。
3つ目は、折板トタン屋根です。
見た目の特徴としては、台形が規則正しく連なっていることです。
波板トタン屋根よりも鉄板を大きく折り曲げたものとなっています。
鋼板の種類としては、ガルバニウム鋼板が多く利用されています。
以前は亜鉛メッキ鋼板が利用されてきました。
先ほど紹介した瓦棒葺きトタン屋根よりもさらに勾配がない屋根にできるため、工場や倉庫、体育館のような大きな施設に利用されることが多いです。
□トタン屋根のメンテナンス時期とは
一般的には築10年から15年程度の時期に、屋根の頂上部分にある棟板金の交換が必要になります。
この棟板金は、屋根の中でも最も負担がかかりやすいため、劣化が早い箇所です。
棟は築15年程度で固定している釘が弱くなり、強風で外れる可能性が高まります。
そして、棟が外れてしまうと雨漏りが発生する可能性が高まることを頭に入れておきましょう。
そして、築25年から30年では、葺き替えやカバー工法が必要となります。
この期間では、トタン屋根の内側にある防水シートが寿命を迎えるからです。
寿命を迎えることによって雨漏りしやすくなるだけでなく、トタン屋根材自体の寿命も向かえます。
葺き替えとカバー工法のどちらを選択するかについては、慎重に検討しましょう。
□まとめ
今回は、トタン屋根の種類とトタン屋根のメンテナンス時期について詳しく解説しました。
メンテナンスを行い、快適な生活を長期間送りましょう。
屋根塗装や外壁塗装について何かお悩みの方はぜひ当社までご相談ください。
やねかべパークでは、無料にて『やねかべ精密診断』を行っています。
一級建築士監修の150項目以上にわたる調査項目について、当社の有資格スタッフが、家全体をしっかり診断します。
10年後、その先の我が家を見据えた本当に必要なメンテナンスがわかります。
無料の
『やねかべ精密診断』を申し込む!