2023.06.14
- 塗装豆知識
壁に穴が開いた!火災保険で補償されるのか?
家の壁に物をぶつけて穴が開いてしまった場合や、小さい子供が家の壁を傷つけてしまった場合など、修理にはどのくらい費用がかかるのか不安になりますよね。
また、壁の穴を直すときに補償されるのか分からない方も多いと思います。
そこで今回は、壁に穴が開いたときに火災保険は使えるのかについて、適用されないケースも交えて解説していきます。
□壁に穴が開いたときは火災保険を使えるのか?
火災保険を壁の穴を直す時に適用するには、いくつか条件があります。
1.建物の補償がついていること
2.戸建ての場合は汚損破損補償がついていること
3.賃貸の場合は借家人賠償責任補償がついていること
4.故意に開けた穴でないこと
家財保険だけでは、壁の穴を直すのに適用されません。
家の壁は建物の補償範囲なので、建物の補償がついているか確認しましょう。
戸建ての場合は汚損破損補償がついていないと補償されません。
壁に穴が開いた場合、破損補償の範囲内になるので破損の補償がついているかを確認しましょう。
賃貸の場合には、発生した損害賠償を補償してくれる借家人賠償責任補償がついているか大家さんに確認しましょう。
賃貸住宅の火災保険は種類が多く、補償内容もさまざまなので注意が必要です。
火災保険は故意の破損は対象外です。
そのため、自分の意思で穴を開けた場合は補償されません。
□壁の穴が火災保険で補償されない場合とは?
壁の穴を直すとき火災保険で補償されない場合は以下の通りです。
1.経年劣化による被害
2.故意な損害や過失による被害
3.被害総額が免責金額以下の場合
火災保険とは、火災をはじめとした自然災害、盗難、破損・汚損などにより建物や家財に損害が生じた場合に補償する制度です。
経年劣化や故意な損害、過失による被害はこれらに当たらないため、火災保険の補償を受けられません。
免責金額とは契約時に自己負担するものとして設定された金額のことです。
そのため、免責金額以下の場合にはすべて自己負担で修理を行う必要があり、火災保険の補償は受けられません。
この金額は人によって違うため、分からない場合は保険会社に確認しましょう。
□まとめ
今回は壁に穴が開いたときに火災保険は使えるのかについて解説しました。
戸建ての場合は火災保険に汚損破損補償がついているか、賃貸の場合には借家人賠償責任補償がついているかが重要です。
細かい確認が必要となるので、保険会社に連絡をとり確認することをおすすめします。
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