2023.06.29
- 塗装豆知識
外壁にコケが生える原因とは?予防策もご紹介します!
外壁にコケが発生する原因はさまざまです。
原因が組み合わさると外壁に緑色や茶色の斑点ができ、美観を損なう恐れがあります。
本稿では、外壁にコケが生える原因と対策をご紹介します。
早期対策をとることで、外壁の美しさと耐久性を保ちましょう。
□外壁にコケが生える原因とは?
どんな場所にコケが生えるのでしょうか。
1.水場が近くにある
湖や川など、水場が近くにある場所は湿度が高くなってしまいます。
そのため、湿度を好むコケは自然と繁殖しやすくなってしまうでしょう。
2.日当たり・風通しが悪い
日当たり、風通しが悪い場所も湿気がたまりやすいです。
3.樹木が近くにある
コケは胞子をとばして繁殖していきます。
そのため、発生源となるコケ、つまり自然が多い場所が近くにあると胞子が飛んでくる可能性が高くなります。
4.外壁の中の断熱材が湿気ている
内部にある断熱材が湿気ている場合、コケが発生しやすいです。
このようにコケが発生する原因はいくつかあります。
たとえ、コケを除去したとしても根本的な原因に対処しないと再びコケが発生してしまいます。
□コケの洗浄法と予防策とは?
1.家庭用高圧洗浄機を利用する
コケができると、そのコケが胞子を飛ばして放置すればするほど繁殖していきます。
外観や健康に悪影響を及ぼすため、素早い対処が必要です。
コケの洗浄には高圧洗浄機をおすすめします。
家庭用のもので十分です。
高い場所にできているコケを洗浄する場合、しっかり足場を組んで作業するようにしましょう。
コケを落とすためにタワシでこする方もいらっしゃいます。
タワシでこすってしまうと、外壁サイディングの場合、傷ついてしまい、劣化を早めてしまいます。
高圧洗浄機でも水圧を強めすぎてしまうと傷つけてしまうため注意してください。
2.コケに強い外壁にする
コケを取り除いた後は、再発を予防しましょう。
塗料の防水性が失われている場合は、再塗装を、外壁材が原因となっている場合は張り替えを検討しましょう。
原因を的確に見極める必要があるので、調査を業者に依頼するようにしましょう。
□まとめ
外壁にコケが発生する原因はさまざまであり、湿度の高さや日当たり・風通しの悪さ、近くに樹木があることなどが影響します。
コケの洗浄には家庭用の高圧洗浄機を使用しましょう。
さらに、コケの予防には再塗装、外壁材の張り替えなどを検討しましょう。
外壁の問題についてこの記事の他にも知りたいことがあればお気軽にご相談ください。
やねかべパークでは、無料にて『やねかべ精密診断』を行っています。
一級建築士監修の150項目以上にわたる調査項目について、当社の有資格スタッフが、家全体をしっかり診断します。
10年後、その先の我が家を見据えた本当に必要なメンテナンスがわかります。
無料の
『やねかべ精密診断』を申し込む!