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2023.01.17

  • 塗装豆知識

外壁のリシン仕上げの特徴とよくある劣化症状とは?

家の外壁には、どのような仕上げ材が使われているかご存知でしょうか。
仕上げ材は外壁に模様をつけるために使用されるもので、リシンやスタッコ、吹き付けタイルといった、様々な種類があり、素材によって塗り替えのメンテナンス方法も変わってきます。
この記事では、仕上げ材の1つであるリシンについてご紹介します。

□リシンの基礎知識とは?

リシンとは、モルタルの外壁に用いられる仕上げ方法で、リシン仕上げまたはリシン外壁と呼ばれており、細かい砂をまき散らしたような表面が特徴的です。
モルタル壁の仕上げ工法の中でもリシンは良く使用されており、施工費が比較的安価で、通気性に優れていることから、90年代前半まで住宅外壁に多用されていました。

□外壁のリシン仕上げの特徴とよくある劣化症状とは?

先程はリシンの基礎知識についてご紹介しましたが、以下ではリシンで仕上げた外壁の特徴について解説します。

1つ目は、透湿性・通気性が良いことです。
日本のほとんどの住宅は主に木造でできており、湿気は木材にとって最大の天敵です。

湿気が内部に閉じ込められると、早期の腐敗を引き起こす可能性があります。
そのため、モルタル外壁内部に透湿防水シートを入れたり、仕上げ材にリシンのような透湿性に優れた素材を使用したりするなどの対策が行われています。

2つ目は、艶を抑えた高級感のある仕上がりになることです。
モルタルの外壁を多用する和風住宅では、新築ならではの輝きのある外観よりも、ツヤ感を抑えた落ち着いた仕上がりを求める方が多くいらっしゃいます。

リシン仕上げの場合、外壁表面の凹凸が太陽光を散乱させるため、新築であってもツヤ感を抑えた仕上がりとなります。
また、施工するたびに異なった表情になるのもリシンの特徴で、大きさや配置によっては高級感がある外壁に仕上げられます。

リシンは比較的安価で施工しやすく、通気性と美観にも優れていますが、やはりいくつか欠点もあります。

*耐久性が低い

吹き付けリシンは比較的薄く塗布され、その上から安価なアクリル樹脂を使用することが多いため、耐久性は決して高くなく、耐用年数は約8年といわれています。

*汚れが付きやすい

リシン仕上げの外壁は凹凸が多いため、埃や水垢が溜まりやすく、汚れが付きやすいです。

*モルタルの収縮に耐えられないことがある

地震による下地の動きに追従できず、ひび割れが発生する場合があります。
そのため、補修や塗装など定期的なメンテナンスが必要です。

□まとめ

この記事では、リシンの基礎知識や特徴、よくある劣化症状について解説しました。
リシンはその性質上、汚れが付きやすく、ひび割れしやすいことが挙げられます。

しかし、定期的なメンテナンスをすることで、耐用年数を延ばし、住宅の損傷を防げます。
そのため、キズや汚れをチェックし、欠かさずメンテナンスを行いましょう。

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