2023.05.06
- 塗装豆知識
外壁塗装における塗料の選び方とは?塗料を比較してご紹介します!
外壁塗装で塗料を選ぶ際、種類の多さに驚かれる方も多いのではないでしょうか。
塗料に求めるものによって、適した塗料は違ってきます。
この記事では、いろいろな種類の塗料を比較しながら、塗料の選び方について紹介します。
□外壁塗装における塗料の選び方
塗料を選ぶ際にはコストパフォーマンスを重視する人が多いのではないでしょうか。
しかし、コストパフォーマンスの高い塗料は人によって異なります。
大きく“30年”という年数で区切って考えてみましょう。
まず、今のお住まいに30年以上住み続ける予定の方は無機塗料を選ぶのがおすすめです。
1回あたりの塗装費は高くなりますが、耐用年数が約30年と長いため、ほとんどの場合その後、塗り替える必要がありません。
そのため、耐用年数が長い無機塗料がコストパフォーマンスの高い塗料であるといえるのです。
次に、今のお住まいに30年以上住み続ける予定のない方はラジカル塗料がおすすめです。
30年以上住み続けない場合、無機塗料を選ぶと無駄が生じてしまいます。
ラジカル塗料は耐用年数が15年とされており、無機塗料よりは短いですが、30年以上住み続ける予定がないお住まいではこれで十分です。
無機塗料よりも1回あたりの塗装費が安いため、ラジカル塗料がコストパフォーマンスの高い塗料であるのです。
□塗料を比較してご紹介!
塗料の種類は主に6つです。
1つ目は、ウレタン塗料です。
ウレタン塗料の特徴は、安価で施工しやすいことです。
耐久性に関しては他の塗料に劣るため注意が必要です。
2つ目は、シリコン塗料です。
価格と耐久性のバランスが良く、生産量が多いため広く普及している塗料です。
親水性が高いという特徴もあり、汚れが付着しにくいです。
デメリットとしては、伸縮性が低いため、地盤の揺れや寒暖差によってひび割れを起こしやすいことです。
3つ目は、特殊塗料です。
特殊塗料は、高耐久、高機能、高価格帯の塗料のことです。
耐久性に優れているため、1回のコストは高くつきますが、長期的に見た塗り替えのコストを減らせます。
特殊塗料はさらに細かく分けられ、下にある防水塗料、フッ素塗料、無機塗料が代表的なものです。
4つ目は、防水塗料です。
特殊塗料の一種で、アクリルを原料としています。
高耐久性と伸縮性がメリットで、家を長持ちさせるのに役立ちます。
デメリットとしては、施工が難しいため塗装業者が限られるという点です。
5つ目は、フッ素塗料です。
こちらも特殊塗料の一種であり、高耐久性と汚れにくさが利点です。
汚れにくいがゆえに、次の塗り替えの際に塗料がつきにくく、手間がかかってしまうため注意が必要です。
6つ目は、無機塗料です。
特殊塗料の一種で、塗料の中で最も耐久性があります。
また、美観性にも優れているため、お住まいをきれいなまま長持ちさせたい方におすすめです。
デメリットには、伸縮性が低いため地盤の動きに弱いという点があります。
□まとめ
外壁塗装の選び方について、塗料を比較しながら紹介しました。
塗料にはそれぞれメリット・デメリットがあり、お住まいにとって何が必要かで選ぶ塗料は変わってきます。
この記事を参考に、お住まいの塗料について検討してみてください。
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