2023.02.27
- 塗装豆知識
外壁塗装に使用される防塵塗料とは?特徴や注意点を解説!
防塵塗料とは、外壁に砂や埃が付着しにくいようにするための塗料のことです。
私たちには気付きにくいですが、空気中にはたくさんの砂や埃が浮遊しています。
本記事では、そんな防塵塗料の特徴や注意点を解説します。
外壁塗装をお考えの方はぜひ参考にしてください。
□防塵塗料の特徴とは?
防塵塗料を使って塗装することで、耐久性や耐摩耗性を高められ、密着力も強くできます。
そのため、外壁や床などを防塵塗装するとこれらの汚れが付着しにくくなり、いつまでも外観をきれいに保てるでしょう。
加えて、他の塗料よりも乾燥時間が短い傾向にあるため、工事期間を短くできます。
工事期間が短くなると施工コストも低くできるため、住まいにも家計にもやさしいと言えるでしょう。
また、掃除が楽になる点も魅力的です。
耐水性のある塗料で施工されていると、液体が内部に浸透しにくくなるため、簡単に拭き取れます。
ただ、下処理が必要であることが少し面倒かもしれません。
既存塗料の上から防塵塗装する場合、一度塗料を除去して下処理を施してから塗装しなければなりません。
□防塵塗料の注意点を解説!
ただ、防塵塗料にもいくつか注意点があります。
ここでは注意点をご紹介します。
防塵塗料には、大きく分けて水系防塵塗料と溶剤系防塵塗料の2種類があります。
水系は扱いやすく、溶剤系は耐久性が高いと言われており、コンクリートやモルタルの外壁に使用する際には、防塵塗料に強化防塵養生剤が入れられます。
そのため、クリアな仕上がりになり、粉塵を防ぐ際に質感が失われません。
床用のものを外壁に使用するのであれば、既存塗料の塗膜の上から塗れないことが多いため、塗膜を剥がしてから塗装しなければなりません。
ただ、弱溶剤ウレタン系床用塗料の中には上塗りに適したものもあります。
このように、外壁に防塵塗装することによって粉塵を防止できますが、限られたものしか使用できない点に注意しましょう。
もし、このことが気に入らないのであれば、光触媒塗料もオススメです。
光触媒塗料も防塵塗料と同様、外壁の汚れを防止してくれます。
光触媒塗料に含まれている酸化チタンが太陽光に含まれる紫外線と反応することで活性酸素が生まれ、自動的に外壁を洗浄してくれます。
□まとめ
防塵塗装すると砂や埃の付着しにくくなり、住まいの外観をきれいに保てます。
工事期間を短くでき、施工コストも比較的低いという魅力があるのでぜひ検討してみてくださいね。
ただ、下処理が必要といった注意点もありますので、メリットだけではなくデメリットにも気をつけましょう。
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