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2023.06.01

  • 塗装豆知識

家の壁が壊れた!火災保険との関係性とは?

うっかり物をぶつけて家の壁が壊れてしまった場合や、小さい子供が家の壁を傷つけてしまった場合など、つい後回しにして放置しがちですよね。
しかし、放置したままにすると思いもよらないトラブルにつながることがあります。
今回は、家の壁が壊れたときに放置してはいけない理由と、火災保険との関係性について紹介します。

□家の壁が壊れたときは放置してはいけない?!

*虫が侵入してくる

家の壁が壊れた場合、そこが虫の侵入口になる可能性があります。
虫が侵入すると、家の中に巣を作り繁殖してしまう危険性があるため注意しましょう。

特に厄介な虫を紹介します。

ヒメアリは、エサと巣の間にフェロモンを残し、ほかの個体がその後を追ってくるという習性があります。
そのため、一匹でも侵入すると多くのヒメアリが侵入してくる危険性があります。

ルリアリはヒメアリよりも大きなアリで、温暖な場所を好みます。
特に危険なのが熱を発している電化製品の内部に巣を作った場合です。
ルリアリの分泌成分により故障してしまうケースがあります。

ゴキブリは温暖な場所では、一年中繁殖できます。
そのため、侵入されてしまうと家の中で繁殖を繰り返す可能性があります。

ムカデは、特に危険な害虫です。
ムカデの牙に噛まれてしまうと毒により炎症を起こし、腫れやしびれなどが引き起こされます。

*他の部分の劣化につながる

壊れた部分をそのままにしてしまうと、地震が起きた際や軽く接触してしまった際に、壁に亀裂が入ることがあります。
そうなると、補修にはより多くの費用がかかります。
また、壊れた部分のまわりも耐久性が低下していることがあるため、壁材や壁紙の劣化につながることがあります。
もし、穴が空いてしまって、そこにフックなどをかけたりすると穴が大きくなり、被害が拡大してしまいます。

□家の壁の修理に火災保険が使える?

壁に穴が空いてしまった場合、火災保険を利用して無料で補修できるケースがあります。
火災保険では不測かつ突発的な事故による破損を補償の対象にしています。
そして、壁の穴は破損の範囲に含まれるため補償範囲内です。
しかし、破損が火災保険の基本補償に含まれていないこともあるため、壁が壊れた際に補償を受けたい方は破損補償を付けたほうが良いでしょう。
破損補償には壁の穴以外にも、物を落として床に傷がついた場合や、家具・家電を不注意で故障させてしまった場合なども補償範囲内です。

□まとめ

今回は家の壁が壊れたときに放置してはいけない理由と、火災保険で補償が受けられるということについてご紹介しました。
家の壁が壊れたまま放置してしまうと虫が侵入してきたり、他の部分が劣化してしまったりと良いことがありません。
そのため、壊れたときには火災保険の破損補償を使うなどして、早めに対処しましょう。

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