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2023.02.11

  • 塗装豆知識

屋根の種類による張り替えの目安となる時期とは?

「屋根材をいつ補修するべきなのかがわからない」
「自分の家の屋根がどれくらい劣化しているのかがわからない」
普段気にかけることがない屋根ですから、屋根の張り替えをいつするべきか、わからないでしょう。
この記事では屋根リフォームの目安になる時期を解説します。

□屋根の張り替えが必要な時期について解説します!

屋根の張り替えが必要になる時期は、屋根の種類によって変わってきます。
例えばトタン屋根だと、他の屋根と比較して早い段階で塗装が必要です。
新築してから7年から10年程度経過したらリフォームを検討すると良いでしょう。

ストレート屋根も比較的早い時期にリフォームが必要になり、新築してから8年から15年程度が目安です。
セメント瓦は新築後10年から20年経過した時期が目安です。
ガルバリウム鋼板はセメント瓦とほぼ同じで、新築後10年から25年程度です。

また、これらは1回目の屋根リフォームの時期であるため、2回目以降のリフォームはまた時期が変わってきます。

ここまでは屋根に問題が起きなかったときのことを想定していますが、屋根材に色あせやコケ、カビやサビなどが見られた場合は、通常よりも早めのリフォームが必要になってくることを知っておきましょう。

築年数が20年以上になってくると、塗装よりも屋根材を新しいものに変えた方が良いこともあります。
屋根材を新しくする方法には「重ね葺き」「葺き替え」のに種類があります。

重ね葺きはカバー工法とも呼ばれており、既存の屋根材を残したまま新しい屋根材を重ねる方法です。
葺き替えは既存の屋根材を撤去してから新しい屋根材を重ねる方法です。
後半では葺き替えが必要になる劣化状態について解説します。

□葺き替えが必要になる劣化状態について解説します!

葺き替えが必要である状態というのはかなり劣化が進んでいる状態だと言えます。
ここでは葺き替えが必要になる劣化状態をいくつかご紹介します。

まずは広範囲にわたるひび割れです。
耐用年数が近づいてくると、次第にひび割れが起こりやすくなります。
ひび割れた屋根材が頭上から落ちてくることが想定されるので、ひび割れを見つけたらすぐに葺き替えをしてもらいましょう。

次は屋根が柔らかくなっているケースです。
屋根に登ってみて、ふかふかしていると感じたのであれば、屋根材内部にある野地板まで水が浸透してしまっている恐れがあります。
水分は建物を腐食する最大の要因ですので、すぐに葺き替えを検討しましょう。

□まとめ

屋根リフォームについて解説しました。
それぞれの屋根材によってリフォーム時期は変わってきますが、屋根がひび割れてしまっていたり、柔らかくなってしまっていたりするのであれば、耐用年数は考えずにすぐに補修を検討してくださいね。

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