2023.01.21
- 塗装豆知識
屋根の葺き替えの費用相場や特徴について解説!
屋根の状態によっては塗装では対応できず、葺き替え工事が必要になることがあります。
そのため、工事の前にあらかじめ相場を把握しておくことは重要です。
そこで今回は、屋根の葺き替え工事の費用相場について主に解説します。
ぜひ参考にしてください。
□屋根の葺き替えの費用相場とは
屋根の葺き替え工事にかかる費用は目安として70~300万円です。
ただ、総額は屋根面積の広さや葺き替える前の屋根によって大きく変動します。
まず、屋根の撤去です。
葺き替えのためには今ある屋根を撤去しなければならず、10~20万円ほどかかります。
次に、下地の補修です。
下地処理を行うことで、葺き替え後の剥がれや雨漏りを未然に防ぎます。
下地処理は屋根の耐用年数にも関わる重要な工程で、相場は20~30万円です。
続いて、屋根の葺き替え工事です。
瓦に葺き替える場合が最も高額で、40~100万円が目安です。
その他にかかる費用として、足場の設置費用やアスベストの処理費用があります。
足場の設置費用は工事を安全に行うためにも削れない費用で、1平方メートルあたり600~1000円かかります。
また、アスベストの処理費用は2006年9月以前に建築された家屋の場合にかかり、1平方メートルあたり600~1000円が相場です。
□屋根の葺き替えのメリットやデメリットとは
続いて葺き替えのメリットとデメリットを紹介します。
*メリット
葺き替えには、下地の状態を確認できるというメリットがあります。
これはカバー工法にはないメリットで、劣化が発見できればその箇所を適切に補修できます。
その他、雨漏りを防ぐ効果があったり、屋根材を軽い素材に葺き替えれば耐震性の向上も見込めます。
*デメリット
カバー工法であれば既存の屋根をそのまま使えますが、葺き替えの場合は、屋根材の撤去費用や下地の補修費用がかかります。
雨漏りの場合は、重ね葺きと同時進行で部分補修したほうが費用を抑えられますが、部分補修は一時的な対応策でしかなく、後に補修が必要になる場合もあります。
長期的に見れば、葺き替え工事を行ってしまった方が効率が良いです。
□まとめ
今回は、屋根の葺き替え工事の費用相場について解説してきました。
大体の相場を紹介しましたので、本記事の内容をもとに、ご自身が工事を行った場合の費用を概算してみてください。
当社では屋根塗装、屋根葺き替えを承っていますので、これらの工事を検討中の方はぜひご相談ください。
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