2023.02.01
- 塗装豆知識
屋根や窓の結露にお悩みの方必見!結露対策をご紹介!
「結露」と聞くと窓ガラスについた水滴を思い浮かべる方が多いでしょう。
しかし、結露は窓ガラスの他にも屋根のような換気が行き届かない場所で発生してしまいます。
結露による水滴は乾きにくく、気付きにくいため、家の構造を傷めかねない危険なものです。
この記事では、屋根の結露の危険性や結露対策についてご紹介します。
□屋根の結露の危険性とは?
家の耐久性を考える上で、雨漏りよりも結露に注意する必要があります。
結露といっても、窓ガラスに発生するものではなく、建物の隠れた部分に発生する結露には特に注意が必要です。
結露が発生しやすい場所として屋根が挙げられますが、結露によって野地合板が劣化したり、棟木・垂木が腐朽したりしてしまいます。
このような被害を受けないようにするためにも、対策を行う必要があります。
□結露対策とは?
実際に結露が発生している、または結露が発生しそうで心配な場合はどのような対策をすれば良いのでしょうか。
以下では、結露対策についてご紹介します。
1つ目は、室内の換気をこまめにすることです。
自分ですぐにできる対策の1つとして、室内の換気をこまめにすることが挙げられます。
温度差があると結露が発生してしまうため、室内の空気を入れ替え、室外との温度差をなくすことで、外壁や窓面だけでなく、屋根の結露防止にも効果があります。
夏も冬も換気・通風をしっかりと行いましょう。
2つ目は、エアコンや床暖房を使うことです。
冬場の暖房器具を石油ファンヒーターのような燃焼型暖房からエアコンや床暖房に変えることも、自分でできる結露対策の1つです。
燃焼型暖房とは油や灯油を燃やして暖房する方法で、使用する際に水蒸気が発生します。
例えば、灯油ストーブで灯油1リットルを燃やすと、同様に水も1リットル流れ出ます。
部屋を数時間続けて暖房すると、もちろん部屋の温度は上がりますが、水蒸気によって部屋の湿度も上がり、結露が発生しやすくなります。
現在、燃焼型暖房機器をお使いの方は、エアコン、床暖房、オイルヒーターのような湿度を上げない暖房機に切り替えてみると良いでしょう。
3つ目は、防水シートを透湿ルーフィングへ変更することです。
通気性のない防水シートが屋根の下地の場合、透湿ルーフィングに変更することで結露を防げます。
透湿ルーフィングに変更する場合は、屋根材を剥がして葺き替える必要がありますが、屋根を剥がすことで、全ての問題を解決できる可能性が高くなります。
そのため、現在の結露問題を早急に解決したい場合におすすめです。
□まとめ
この記事では、屋根の結露の危険性や結露対策についてご紹介しました。
2つ目の見出しでご紹介した結露対策を2つまたは3つ組み合わせるとより効果的です。
そのため、家の状況に合わせて、取り入れると良いでしょう。
屋根の結露にお困りの方は、お気軽にご相談ください。
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