2023.06.19
- 塗装豆知識
屋根塗装に適した時期や必要な時期をご紹介します!
屋根を塗装するにあたって、いつすればよいのか、どのような状態になればした方がよいのか気になっている人もいるかもしれません。
今回は屋根の塗装について、屋根塗装に適した時期と塗装が必要なサインを紹介します。
□屋根塗装に適した時期とは
屋根塗装に適した時期は、屋根の塗料によって多少の差はあります。
アクリル系で5〜7年、ウレタン系で6〜10年、シリコン系で8〜15年、フッ素系で15〜20年が耐用年数です。
ただし、耐用年数はあくまでも目安のため、前回の塗装からおよそ10年を目処に次の塗装をすると良いです。
耐用年数に達していなくても、天井からの雨漏りが確認された場合、塗装が劣化して屋根から雨水が浸入している可能性があります。
そのときは塗装に加えて防水補修や加工をする必要があります。
また、屋根塗装に適した季節は地域によって異なります。
塗料は気温が5℃以下になると十分に固まらないことがあるため、冬に雪が降る地域では夏に塗装をすることをおすすめします。
雪が降らない地域では春や秋にすることをおすすめします。
夏は気温が上がりすぎると塗料に気泡が発生する恐れがあり、冬は結露により塗料が乾かない恐れがあるからです。
梅雨や台風などの風雨災害が多い地域では、影響を受けない春にすると良いです。
□屋根塗装が必要なサインとは
屋根塗装が必要なサインを3つ紹介します。
*棟板金の浮きや釘抜け
屋根のてっぺんにある棟板金が気温の影響により膨張・収縮を繰り返すことで、棟板金を押しだして釘が抜けてしまうことです。
放置しておくと錆の原因になるため早めのメンテナンスが必要です。
*苔や藻、カビの発生
屋根の塗膜が劣化しているところに、雨が降ったり湿気が多くなったりしたことにより発生します。
雨漏りの原因になるため、放置しないことが大切です。
*漆喰の劣化、剥がれ
瓦の固定と接着には漆喰が用いられます。
雨風や紫外線によって経年劣化が生じると、地震や台風で屋根の瓦がずれたり落下したりする恐れがあります。
さらには衝撃が加わることにより、欠けたり割れたりすることも考えられるため注意が必要です。
□まとめ
屋根塗装に適した時期は、屋根の塗料だけでなく地域の特性によっても異なります。
屋根を見る機会はなかなか無いかもしれませんが、知らない間に劣化が進んでいることもあり得ます。
瓦が欠けていないか、カビは発生していないかなど定期的にチェックするようにしましょう。
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