2023.05.10
- 塗装豆知識
工場の壁の断熱対策とは?メリットも併せてご紹介します!
工場を経営されている方や工場勤務の方で、断熱対策について詳しくご存じでしょうか。
今回は、工場の壁の断熱対策の方法や断熱対策をすることのメリットをご紹介します。
断熱対策をする際に、是非とも参考にしてください。
□工場での具体的な断熱対策
それでは、工場でどのように断熱対策、もしくは遮熱対策をしていけば良いのかを具体的にご紹介します。
*屋根や外壁の塗装工事
屋根や外壁に断熱塗料や遮熱塗料で塗装する対策が現在最も主流の対策方法です。
この手法には大きなメリットがあります。
それは、工場や倉庫などは定期的に塗装メンテナンスが必要であることです。
一般的な塗料の耐用年数は7~8年程度であるため、その塗料の耐用年数に合わせて塗装メンテナンスを行う必要があります。
つまり、塗装メンテナンスをする度に断熱・遮熱塗料を使用すれば対策ができることが最大の利点と言えるでしょう。
*窓の断熱・遮熱対策
窓に対策を施すことによっても、断熱・遮熱対策が可能です。
主な手法は、窓そのものの素材を検討する方法です。
例えば、ガラスが2枚になっている複数ガラスの窓で、断熱・遮熱効果のあるタイプのものに取り換えるだけで、十分な断熱・遮熱対策ができます。
窓ガラスを交換するという非常に簡単な作業に加えて、補助金も用意されます。
そのため、手間がかからず低コストで対策できることがこの手法の長所です。
ただし、サッシごとに交換する必要がある窓を採用してしまうと、工事に高額な費用が掛かってしまう場合があります。
それゆえに、窓のタイプをよく確認して、慎重に選びましょう。
□工場の壁を断熱にするメリット
続いては、なぜ工場や倉庫の壁を断熱にするべきなのか、断熱にするメリットを6つご紹介します。
まずは光熱費を抑えられることです。
断熱や遮熱をすることで、室内の気温の上昇を防げます。
特に面積の広い工場や倉庫では、エアコンを使用せずに済むことで費用を抑えられることはかなりのメリットと思われます。
次は熱中症対策になることです。
夏場は、工場や倉庫内の室温は上がりやすくなります。
熱中症になってしまうと、最悪の場合死に至ることもあります。
そういったリスクを防げる意味でも、断熱・遮熱対策は大切です。
次は社員が快適に仕事をできることです。
暑い、寒い環境で働くことは、社員の仕事に対するモチベーションを下げてしまうことがあります。
仕事環境が悪いと、時に転職すら考えてしまう社員も少なくはないです。
そのため、快適な室温で仕事ができたならば、社員の集中力や士気は上がるでしょう。
次は製品のロスを防げることです。
製品によっては暑さに弱いものや、極端な温度変化で製品が使い物にならなくなってしまうものもあると思います。
製品が腐食して製品が出荷できない事態を、断熱・遮熱対策をすることで防げます。
次は結露対策になることです。
室温が低下しすぎると、建物の天井や壁に結露ができる場合があります。
結露を放置すると、カビやサビが発生し、職場環境に悪影響や問題が起こり得ると思われます。
断熱・遮熱対策をして、結露を防ぎましょう。
最後はランニングコストがかからないことです。
最初は断熱・遮熱塗装やその効果がある窓を用意するのにコストがかかります。
しかし、一度揃えてしまえばメンテナンス以外に追加のコストがかかりません。
光熱費だけでなく、ランニングコストといった面でも費用を抑えることに効果的です。
□まとめ
今回は、工場や倉庫の壁に断熱・遮熱対策の方法とそのメリットをご紹介しました。
工場や倉庫内の室温調節に悩まされている方は、是非この記事を参考にして断熱・遮熱対策をしてみてください。
当社では、戸建てやマンション住宅はもちろん、工場や倉庫の外壁塗装や屋根工事などを行っています。
工場や倉庫の断熱・遮熱対策については、是非とも当社までご相談ください。
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