2023.02.28
- 塗装豆知識
木の外壁の寿命はどれくらい?劣化症状も解説!
和風の住まいや和モダンな住まいでよく見られる木の外壁。
日本では昔から馴染みがありますが、実際どれくらい耐久性があるのでしょうか。
本記事では木の外壁の寿命はどれくらいなのか、劣化症状には何があるのかについて解説しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
□木の外壁の寿命はどれくらい?
木の外壁の寿命は最低でも20年だと言われています。
木材を使用した外壁はひび割れや反り、塗膜の剥がれなどが目立つため、定期的にメンテナンスする必要があります。
5年に一度、少なくとも10年に一度は手入れが必要です。
しかしながら、適切にメンテナンスしていれば50年以上使い続けられるとも言われているので、寿命はメンテナンス次第ですね。
□木の外壁の劣化症状をご紹介!
定期的なメンテナンスが必要だと申し上げましたが、どのようにしてメンテナンスするかどうかを判断すると良いのでしょうか。
ここではメンテナンスするかどうかの判断になる木の外壁の劣化症状をご紹介します。
*形状が変わる
木の外壁は調湿効果が高いですが、水分を吸収する分、形状が変化しやすいです。
それによって外壁が反り返ったり、ひび割れしてしまったりすることがあります。
*塗膜が剥がれる
木の外壁は、湿度が高いときには水分を吸収し、湿度が低いときには水分を放出する調湿機能を備えています。
このように呼吸していると表現される木材を使って外壁を作っても、木材が呼吸によって伸縮を繰り返しているため、表面の塗膜が剥がれたり、割れたりしやすくなるのです。
塗膜が剥がれたり割れたりすると、そこから雨水が入り込んで外壁素材を劣化させてしまいます。
*シロアリが見られる
外壁にひび割れが起こり隙間から水が入って雨漏りが発生すると、シロアリが発生する恐れがあります。
また、木材がジメジメと湿ってくると、シロアリが繁殖します。
シロアリが住みついてしまうと、外壁がボロボロになり防水機能や耐久性を著しく下げてしまいます。
これを放置していると、家の内部にまでシロアリが侵入してきて、住宅の土台部分や柱などの基礎部分にまで悪影響を及ぼすでしょう。
家の安全性に関わってくるため、シロアリが見つかったらすぐに補修するようにしましょう。
□まとめ
基本的に木の外壁の耐用年数は20年程度です。
また、形状が変わっていたり、塗膜が剥がれていたり、シロアリが見られたりしたら外壁が劣化しているサインですので、これらが見られたらすぐに補修を検討してください。
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