2023.04.02
- 塗装豆知識
樋が流れない?!原因と対処方法をご紹介します!
雨樋は、雨水を排水溝まで集めて下ろす重要な役割を果たしています。
反対に、樋が正常に機能していないと外壁塗装の劣化や雨漏りなど、建物の劣化につながるトラブルが発生してしまうでしょう。
今回は、樋が詰まる原因と掃除が必要なサインをご紹介します。
□樋が詰まる原因とは?
1.枯葉や落ち葉
樋は、上部が半分開いている構造をしています。
そのため、軒樋よりも高い位置にある樹木の枯葉や落ち葉が入り込んでしまうケースがあります。
風に飛ばされてくることも珍しくないので、葉が落ちる秋は特に、枯葉や落ち葉が原因の可能性が高いです。
自分の家の樹木であれば対策ができますが、隣家や街路樹の樹木が原因である場合は撤去は難しいでしょう。
2.砂ぼこりや土
基本的に軒樋よりも低い位置にある砂や土も、風によって運ばれることで樋に入り込み、詰まりの原因になることがあります。
近年では黄砂の影響もありますし、近くにグラウンドや畑があると、なお溜まりやすいです。
少し入り込む程度ではそこまで問題ありませんが、溜まっているところに雨がかかって固着してしまうと、厄介です。
3.ゴミや異物
風によって運ばれるのは落ち葉や土など自然のものだけでなく、ビニール袋やティッシュなどのゴミも同じです。
また、子供が遊んでいたバトミントンの羽根やボールといったおもちゃが入り込んでしまうこともあるでしょう。
特にボールは、縦樋に転がり落ちると途中で詰まってしまう可能性もあります。
□これらの症状が出てたら掃除すべき!
樋の詰まりは雨漏りが発生しないことにはなかなか気づきにくいです。
しかし、雨漏りが発生するまで放置すると修繕費が膨らんでしまうので、できるだけ早期に対応したいところです。
樋が詰まっているかどうかは、素人でも雨の日に簡単に確認できます。
本来樋の中を流れ落ちるはずの雨水が、外に溢れ出している状態のことを、オーバーフローと言います。
大雨であったり樋の詰まりがひどかったりすると、水が地面に落ちる音がうるさく聞こえるので、分かりやすいでしょう。
また、オーバーフローの状態を放置すると、家の敷地内に水溜まりが発生します。
雨の日には、オーバーフローと水溜まりの2つをチェックしましょう。
また、このチェックは半年から1年に1回の頻度で行うのが適切です。
□まとめ
今回は、樋が流れない原因と詰まりのサインをご紹介しました。
自分で掃除するのはなかなか困難ですし、なにより高所での作業は危険です。
そのため、ご紹介したような症状が見られたら当社までぜひご相談ください。
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