2023.05.24
- 塗装豆知識
油をはじく塗料とは?その塗料のメリット・デメリットをご紹介します!
外壁塗装をする際の塗料選びでは、色やデザイン、そして機能性を考慮する必要があります。
特に機能性を重視しなければ、快適に暮らすことに悪い影響が出てしまう場合もあります。
そこで今回は、外壁塗装をご検討中の方に向けて油をはじく塗料と、その塗料のメリットやデメリットをご紹介します。
□油をはじく性質ってなに?
油をはじく性質のことを、撥油性といいます。
一般的に、表面に油を落とした時の接触角度が40〜80°程度である場合、撥油性があるといえます。
フッ素コーティングされた表面は世の中の個体の中で最も低い表面張力を持つため、唯一油を弾けます。
このような加工は油が濡れ広がることや内部にしみ込むことを防ぐため、「防汚加工」とも呼びます。
また、撥油加工は、油が広がってしみ込むことを防ぎたい場所に部分的に使用する場合もあります。
この使用方法は「オイルバリア」とも呼ばれ、シリコンオイルや潤滑油成分の拡散を抑えられます。
□フッ素塗料のメリット・デメリットをご紹介!
*メリット
耐用年数が12〜15年と、耐久性が非常に高いです。
耐久性だけではなく耐熱性も高いため塗装の寿命が長く、定期的な塗り替えメンテナンスを行う必要がありません。
そのため、長期的にみた場合、結果的にはコストを抑えられます。
トータル費用を考慮すると、1回あたりの塗装費用が高いというデメリットを解消できます。
他にも、光沢感があるためきれいな見栄えの仕上がりにできます。
それゆえ、あまりメンテナンスを行いたくなく、且つ艶感を出したいという方におすすめします。
*デメリット
最も悪目立ちしてしまうことは、やはり価格が高いことでしょう。
トータルコストを見ると高くありませんが、1回分の工費が高いため、長期的に住む予定のない方にはおすすめできません。
また、艶のないフッ素はないため、和風の建築物には適さない場合があります。
他にも、1度フッ素を塗装するだけでも結合力がかなり強く、次の塗装をする際に特別な下塗りをしないといけないというデメリットがあります。
もし下塗りをしなかった場合は強い結合力があるがゆえに、シリコン塗料や他の塗料よりも費用がかかってしまうこともあります。
□まとめ
今回は、油をはじく塗料を、メリット・デメリットと併せてご紹介しました。
当社では、外壁塗装や屋根工事をはじめとして、お客様により満足していただけるような取り組みを行い、提供しています。
外壁塗装についてご相談がある方は、ぜひ当社までお問い合わせください。
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