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2023.02.18

  • 塗装豆知識

破風板とは?外壁塗装をお考えの方に向けて解説します!

破風板が劣化してきているため、塗装を考えている方は多いでしょう。

しかし、塗装を考える前に、まず破風板の基本的な役割を知っておかなければなりません。
そこで本記事では破風板の概要と劣化する原因について解説します。

□外壁塗装をする前に!破風板とは?

破風板とは、屋根の内部や瓦の下に雨水が入ることを防止するために、住まいの屋根の先端に設置されている部材のことです。
破風板は外壁や屋根と同様、外にさらされているため雨水や紫外線の影響を大きく受けます。
そのため、破風板も次第に劣化してきます。

また、破風板の素材に種類があります。
ここではいくつか種類をご紹介します。

まずは木材系です。
これは以前までは最も広く採用されていたタイプなのですが、他の素材と比較して耐火性が低いことから現在は他の素材が主流になっています。
材質が木なので、屋根や外壁よりも早く劣化するケースがあります。

次は金属系です。
トタン製のものやガルバリウム鋼板がこれに当てはまります。
耐久性に優れており、多くの住宅で使われています。
ただ、熱に弱いという性質があるため、火災があったときには形状が変わってしまいます。

最後は窯業系です。
耐久性や耐火性に優れているという特徴があります。
ただ、主原料がセメントなので定期的にメンテナンスが必要になります。
セメントは吸水性が高く、水による影響を受けやすいため塗装で表面を守ってあげることが大切なのです。

□破風板が劣化する原因とは?

では、破風板はどのような理由で劣化するのでしょうか。

代表的なのは、太陽光です。
破風板は一般的に20年程度問題なく使えると言われるほどの耐久性があります。

しかし、常に紫外線を受けているため、ダメージを蓄積しているのも事実です。
特に木材系の破風板はその傾向が強いです。

また、雨水による腐食も大きな原因です。
強風や大雨によって破風板は劣化していき、水が浸入してしまいます。
木質系ではサビは繁殖しませんが、腐食のリスクがあることは念頭に置いておきましょう。

雪が多い地域では、落雪の際のダメージで破風板が破損することもあります。
そのため、多く雪が降った後は、破風板を点検しておくと良いでしょう。

□まとめ

破風板の役割や劣化原因をご紹介しました。
外壁や屋根と比較するとサイズが小さいため、軽視されがちですが家を守るのに非常に重要な役割を果たしています。
そのため、破風板の役割をしっかり理解して、使用している破風板にマッチする塗料を選ぶようにしてくださいね。

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