2022.11.28
- 塗装豆知識
耐久性が高い塗料は何?様々な種類の塗料の耐久性を比較!
「耐久性が高い塗料を探しているけど、どのような種類にするべきか教えて欲しい。」
このようにお考えの方は多いのではないでしょうか。
この記事では、さまざまな塗料の耐久性と塗料に対する誤解について詳しく解説します。
ぜひこの記事をお役立てください。
□さまざまな塗料の耐久性を比較!
1つ目に紹介する塗料は、アクリル系塗料です。
耐久年数は4〜7年といわれています。
比較的価格が安い塗料として知られております。
紫外線に弱いだけでなく、耐用年数も短いため、最近ではあまり使用されることがない塗料です。
2つ目は、ウレタン系塗料です。
耐久年数は5〜10年で、密着性やひび割れが生じにくいことがメリットとして挙げられます。
それ以外にも、塗膜に弾力があるという理由で耐久性や施工性に優れているという特徴があります。
3つ目は、シリコン系塗料です。
耐久年数は7〜15年で、価格と耐久性のバランスが良いということで人気がある種類です。
汚れの付着や色落ちが少なく、防藻性や防カビ性に優れているため、近年の住宅の外壁塗装の主流となっております。
4つ目は、フッ素系塗料です。
耐久年数が15〜20年と、塗料の中でも特に耐久性がある種類です。
その分価格は比較的高いですが、塗り替える頻度が少なくなるため、長期的に考えるとコストパフォーマンスに優れていると言えます。
また、光沢感や防汚性が高い塗料としても知られています。
5つ目は、遮熱塗料です。
こちらの耐久年数も15〜20年ほどです。
外壁や屋根の表面温度を下げる効果があり、室内の温度も下げられます。
□塗料に対する誤解とは
1つ目は、耐久年数は実測ではないことです。
例えば耐久年数10年の塗料があったとします。
その塗料は実際に家に塗って10年間試したという訳ではないということです。
テスト環境を作って、その中で10年間太陽光線や雨風を受けた状況を設定して模擬的に試験をして耐久年数を算出します。
2つ目は、耐久年数が10年だからといって10年ですぐに塗り替えが必要という訳ではないことです。
一般的に耐久年数が10年であれば、塗装した後10年間は塗装性能は保証されると言えます。
しかし、家ごとにどれくらいの太陽光や雨風を受けるかは異なります。
耐用年数だけでなく、外壁や塗膜の劣化状況も確認した上で塗り替えの時期を検討することが大切です。
□まとめ
今回は、さまざまな塗料の耐久性と塗料に対する誤解について詳しく解説しました。
一般的に耐久年数が高い塗料は価格が高いですが、メンテナンスの頻度が少なくなるため、長期的に考えると経済的であることを頭に入れておきましょう。
外壁塗装や屋根塗装について何かお困りの方はぜひ当社までご相談ください。
やねかべパークでは、無料にて『やねかべ精密診断』を行っています。
一級建築士監修の150項目以上にわたる調査項目について、当社の有資格スタッフが、家全体をしっかり診断します。
10年後、その先の我が家を見据えた本当に必要なメンテナンスがわかります。
無料の
『やねかべ精密診断』を申し込む!