2023.06.05
- 塗装豆知識
色を塗った部分の面積の求め方をご紹介します!
塗装の見積もりを見たときに、意外と高く驚いてしまう方が多いです。
一般的な外壁塗装の相場は、80万円から120万円と言われています。
塗装を業者に相談する前に、どのくらい費用がかかるのか事前に知っておきたいですよね。
今回は、塗装の見積もりをする上で必要な、色を塗る部分の面積の求め方をご紹介します。
□塗装面積って何?
塗装面積とは、実際に色を塗った部分の面積のことです。
塗装するといっても、壁一面すべてに塗料を塗るわけではありません。
窓やサッシなどは、実際には塗料を塗らない場所です。
壁面の面積から塗料を塗らない場所の面積を引いたのが塗装面積です。
塗料の使用量と塗装面積は比例するので、広ければ広いほど費用は高くなります。
□色を塗った部分の面積の求め方をご紹介!
家の外周と高さから計算する方法をご紹介します。
まずは、家の外周を測る必要があります。
そのときにはメジャーを使うのが便利です。
最近はスマホで距離を測るものも出ていますが、ご自身の手で測ったほうが正確で、信頼できる数値と言えるでしょう。
長さが足りない場合にはサッシなどの目印で区切ると測りやすいです。
家の形が長方形ではなく、L字の場合や凹凸がある場合には、すべての面について長さを測ってください。
家の外周の長さがわかったら、計算していきましょう。
計算式は次のようになります。
「外周」×「高さ」×「0.85」
屋根の一番高いところの高さではなく、軒の高さで計算します。
高さを測ることは難しいため、一般的な住宅の高さを参考にしましょう。
2階建ての住宅の高さは6.25メートル、3階建てだと9.5メートルが一般的です。
計算式にある0.85倍は、一般的に窓やドアなどの塗装しない部分の面積が約15パーセントあることから算出しています。
例えば、2階建ての15坪の家で外周の長さが30メートルだった場合の色を塗る部分の面積の求め方は次のようになります。
「30メートル(外周)」×「6.25メートル(高さ)」×「0.85」=159.3平方メートル(塗装面積)
このようにして塗装面積を求められます。
ただし、この計算方法はあくまでもおおよその面積しか求められないので、目安として考えてください。
□まとめ
今回は塗装面積とは何なのか、そして簡単に求める方法をご紹介しました。
塗装面積は見積もりに大きく関わってきます。
事前に大体の面積でも知っていれば、見積もりが妥当なのかを見極められます。
今回ご紹介した求め方は簡単にできるので、ぜひ実践してみてください。
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