2023.06.02
- 塗装豆知識
軒天の塗装をお考えの方!グレーのメリットと劣化症状をご紹介します!
みなさんは、「軒天」が住宅のどの部分を指しているかご存知でしょうか。
軒天とは、外壁から外側に飛び出した軒の裏側の天井にあたる部分で、住宅を見るうえでは屋根よりも先に目に入ります。
今回は、グレーのメリットと軒天の劣化症状についてお伝えします。
□グレーのメリットとは?
*汚れが目立ちにくい
建物は、外気の影響を少なからず受けるため、砂埃や排気ガス、コケ、カビなどの汚れが付きます。
これらのほとんどは「中間色」といわれる薄い茶色や薄い緑色ですが、グレーも同じ中間色なため、汚れが付着していても目立ちにくくなります。
軒天は、住宅を下から見上げるときに必ず目に入るため、汚れが目立ちにくいことで美しい外観を保つことにもつながります。
*様々な印象を与えられる
グレーは濃淡によって異なる印象を与えられます。
白っぽいグレーにすると、清潔感を、逆に黒っぽいグレーにすると、高級感や重厚感のような落ち着いた雰囲気を出せます。
総じて、スタイリッシュで大人っぽい雰囲気になるため、おしゃれに仕上げたい方におすすめです。
また、外壁や屋根の色がどんな色であっても、隣り合ったときに馴染みやすく、軒天が住宅の中で悪目立ちすることを避けられます。
□軒天の劣化症状をご紹介!
1.色褪せ
軒天は、経年劣化によって色褪せが発生します。
色褪せているだけの段階であれば、耐水性や耐火性などの性能は失われていないと考えられます。
しかし、放置してしまうと劣化が進行する原因にもなりかねません。
発見次第、なるべく早く修繕工事を行うことをおすすめします。
2.カビ・コケ
軒天は、劣化が進行するとカビやコケが発生しやすくなります。
これは、空気の循環がうまくできておらず、水はけが悪くなることで起こります。
また、コーキング部分の劣化によって雨水が浸入している可能性もあり、最悪の場合、シロアリが発生している恐れもあります。
この劣化症状は発生原因を特定しにくいため、定期的に点検・メンテナンスをしましょう。
3.シミ
軒天にシミが見られる場合があります。
これは、非常に劣化が進行しており危険な状態にあると考えられます。
おそらく原因は雨漏りですが、軒天の塗装だけでは劣化症状を完全に修復できません。
そのため、軒天自体を新しくする工事が必要です。
□まとめ
今回は、建物にグレーを使用するメリットと軒天の劣化症状についてお伝えしました。
軒天は、住宅を見上げるうえで屋根よりも目に入るため、グレーのような美観を保てる色にすることをおすすめします。
また、劣化症状が見受けられる場合は、建物全体の劣化にもつながるため、すぐにメンテナンスを行いましょう。
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