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2023.06.28

  • 塗装豆知識

退色しやすい色は避けて!美しい外壁を長持ちさせるには!

外壁の色は、退色しやすいものを選ぶと、その美しさが長続きしない可能性があります。
日光、風、雨、汚れなどの要素により退色は避けられませんが、特定の色はより早く影響を受ける傾向があります。
たとえば、明るい色は紫外線による退色をより強く受けます。
この記事では、外壁の退色しやすい色とその原因についてご紹介します。

 

□退色の原因とは?

 

退色しやすい色をご紹介する前に、まず退色が起こる原因についてご紹介します。

 

*紫外線による色素の劣化

 

外壁は、日々紫外線にさらされています。
人の肌と同じく、紫外線を受け続けていると、外壁は劣化し、退色してしまいます。

原因は、塗料の色を構成している顔料と呼ばれる成分の結合が紫外線により破壊されるためです。
破壊された顔料が外壁の表面に浮き出てきて、雨によって流されると外壁が色あせた状態になります。
退色しているか、太陽の光が当たりやすい南側をチェックしてみましょう。

 

*化学変化による変質

 

鉄部分が退色している場合は、化学変化による変質を疑いましょう。
鉄などの金属は、酸素、水、日光などの原因によって錆びて色が変わってしまいます。

 

□退色しやすい色とは?

 

色によって退色しやすいかどうか決まってきます。
外壁塗装を行ったのに、すぐに退色してしまったら残念ですよね。
以下では退色しやすい色をご紹介していきます。
色選びの際に参考にしてくださいね。

1.赤

赤を構成する顔料は数種類ありますが、いずれも紫外線に弱いです。
赤色でおなじみの東京タワーも退色しやすいため、5年に1回は塗り替えが行われています。

2.黄

同系色である黄土色は退色しづらいのですが、原色である黄色は赤色と同じく退色しやすいです。

3.紫

紫といっても、いろいろありますが、赤みの多い紫の方が退色しやすいです。

これらの原色は、戸建てで採用される方は少ないでしょう。
原色に近ければ近い程、退色しやすいという性質がご理解いただければ十分です。

反対に、中間色や、黒、白であれば退色しづらいです。
また、原色ではありますが、青は退色しにくい色になります。
青を構成する元素が紫外線に強いためです。

 

□まとめ

 

紫外線による色素の劣化や化学変化による変質が退色の主な原因です。
退色しやすい色として、赤、黄、紫が挙げられます。

一方、中間色や黒、白、青は退色しにくい色です。
外壁の色選びの際に参考にしてください。
色選びでこの記事の内容以外にも知りたいことがあればお気軽にご相談ください。

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