2022.12.01
- 塗装豆知識
遮熱塗料について詳しく知りたい方必見!基礎知識や耐久性をご紹介!
「遮熱塗料についてよくわからない。」
このようにお悩みの方は多いのではないでしょうか。
遮熱塗料を利用した外壁や屋根は太陽光を反射し、屋外の熱の侵入を抑えるという暑さ対策の効果があります。
この記事では、遮熱塗料の基礎知識や耐久性について詳しく解説します。
ぜひこの記事を参考にしてくださいね。
□遮熱塗料の基礎知識を解説
遮熱塗料とは、太陽光を反射する効果を持っている塗料のことで、正式名称を高日射反射率塗料といいます。
遮熱塗料を利用した外壁や屋根は太陽光を反射するため、室内の温度上昇を抑制する効果を期待できます。
似たような性能を持つ塗料をしては、断熱塗料がありますが、明確に違いがあります。
そもそも遮熱塗料は熱を反射する効果がありますが、断熱塗料には熱伝導を抑える効果があります。
そのため、遮熱塗料には屋外の熱の侵入を抑えるという暑さ対策の効果のみがあることに対して、断熱塗料には暑さだけでなく、寒さにも効果があります。
また価格としては、断熱塗料の方が価格が高い傾向があります。
□遮熱塗料の耐久性とは
結論からいいますと、遮熱塗料の耐用年数は一般的に15年を目安にして考えましょう。
なぜ目安にして考えるのかというと、塗料の種類や住宅の環境によって、実際の耐用年数が異なるからです。
環境とは、雨や風、ホコリ、日射量などを意味します。
住宅は一軒一軒そのような条件が異なるため、全ての住宅で耐用年数を15年を定義することは困難です。
そのような意味で、15年を目安にして、定期的なメンテナンスをすることによって屋根や外壁の状態を確認することをおすすめします。
実際に塗り替えの時期を確認するサインとしては、外壁の汚れやチョーキング現象、カビやコケの発生などがあります。
これらのような症状は塗装が経年劣化で薄くなったり剥がれたりしていることを意味しているため、できるだけ早く対策をすることをおすすめします。
また、15年という耐用年数は、ほかの種類と比較して長いです。
アクリル系の塗料は6年、ウレタン系は8年から10年、シリコン系は10年から15年、フッ素系は15年から20年が耐用年数の目安とされています。
□まとめ
今回は、遮熱塗料の基礎知識や耐久性について詳しく解説しました。
遮熱塗料の耐久性は他の種類と比較しても長い傾向にあります。
劣化のサインを見つけたら早急に補修をしましょう。
この記事があなたのお悩みを解決できていると幸いです。
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