2022.12.27
- 塗装豆知識
金属屋根に使われるさまざまな種類の素材をご紹介!
「金属屋根を検討してるけど、そもそもどのような種類の素材があるのかわからない。」
「どのような基準で屋根を選択するべきか教えて欲しい。」
このようにお考えの方は多いのではないでしょうか。
この記事では、金属屋根に使われるさまざまな種類の素材と屋根の選び方のおすすめパターンについて詳しく解説します。
□金属屋根に使われるさまざまな種類の素材をご紹介!
1つ目は、ガルバリウム鋼板です。
最も金属屋根材の中でよく利用されており、アルミニウム55パーセント、亜鉛43.4パーセント、シリコン1.6パーセントで配合されているメッキを0.4ミリメートル程度の鋼板にメッキしたものです。
トタンからの発展系であり、瓦棒屋根や立平葺きのような長尺で利用する屋根材だけでなく、成形屋根材も流通しています。
2つ目は、トタンです。
ガルバリウムが市場に流通するようになった1990年代以降では、トタンが非常に人気でした。
ガルバリウムと比較して、耐用年数が短くてさびやすいです。
3つ目は、銅板です。
耐用年数が30年以上と呼ばれており、住宅というよりかは神社の屋根として見かけることが多いのではないでしょうか。
銅というと10円玉を連想しますよね。
10円玉は新しい物はピカピカ光輝いているものの、年月と共にそれが茶色になっていきます。
実はこの正体はカビではなく酸化銅で緑青と呼ばれているものです。
これは不導体皮膜と呼ばれているものでこの状態では安定しており、酸化がもう進行しないといわれています。
耐用年数が30年以上と長いことも納得できますよね。
□屋根の選び方のおすすめパターンとは
「どのように屋根を決定すれば良いのかわからない。」
たくさんある種類の中で、どのように選択するべきか迷っている方は多いのではないでしょうか。
できるだけリーズナブルにしたいとお考えの方は、ガルバリウム鋼板がおすすめです。
耐用年数が20年以上と長く、費用も数ある金属屋根の中でも高額ではありません。
費用と耐久性のバランスが優れていることが大きな長所です。
デザイン性や耐久性を重要視したい方にとってもは、ジンカリウム鋼板がおすすめです。
耐用年数は30年から50年と非常に長いため、長期間塗り替える必要がありません。
それだけではく、塩害に強いという特徴もあります。
海沿いの地域でも耐久性を発揮できますよ。
□まとめ
今回は、金属屋根に使われるさまざまな種類の素材と屋根の選び方のおすすめパターンについて詳しく解説しました。
この記事があなたのお悩みを解決できていると幸いです。
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