鬼瓦の漆喰補修の費用相場が割高な理由とは？

「鬼瓦の漆喰補修費用が高額だけど、なぜなのか知りたい。」
「実際に補修をするのは、どのような状況の時か教えて欲しい。」
このようにお考えの方は多いのではないでしょうか。
この記事では、鬼瓦の漆喰補修の費用相場が割高な理由と漆喰の補修が必要なタイミングについて詳しく解説します。
ぜひご覧ください。

□鬼瓦の漆喰補修の費用相場が割高な理由とは

結論から言いますと、割高な理由は、人件費と足場代が高額になりやすいからです。
人件費が高額な理由は、漆喰を塗り直す作業は職人の技術が非常に重要だからです。
また、高い場所での作業が必要となり、作業する姿勢が危険なため、身体を壊しやすいことも理由として挙げられます。

漆喰の補修作業の手順として、まずは、下地調整を行います。
葺き土と呼ばれている下地の土がみえるまで崩れた漆喰を剥がして、葺き土を整えて湿らせて漆喰の定着をよくする下準備をします。
そして、削った漆喰を清掃して養生を行います。

その後は、下地部分に漆喰を塗っていきます。
このときに、熟練の職人の技術が必要となります。
上手に仕上げないとすぐに剥がれてしまいます。
漆喰を塗る厚さの調整が難しく、多く塗って飛び出した部分があると、そこに雨が当たって崩れてしまう原因となってしまいます。

漆喰の作業は見た目だけでなく、崩れにくさも非常に重要です。
一般的に、1日から2日で作業は終了します。

□漆喰の補修が必要なタイミングとは

1つ目のタイミングは、瓦がずれている時です。
瓦がずれている時は漆喰の寿命が尽きて耐久力が弱まっているサインです。
この症状を放置していると、雨漏りの原因となる恐れがありますし、鬼瓦が飛んで周囲に被害を与えてしまう恐れもあります。

2つ目は、漆喰にひびがある場合です。
こちらの症状も漆喰の寿命が来ているサインです。
非常に危険な状態ですので、早めの対応をおすすめします。

3つ目は、雨漏りがある場合です。
このような状況では、実際に漆喰を確認することをおすすめします。
その理由は、漆喰の劣化が原因であるとは限らないからです。
屋根材の破損や、外壁の欠陥である可能性があるため、住宅全体を調査することをおすすめします。

また、漆喰は施工した後に時間が経過すると変色していることがありますが、これは劣化しているのではなく、漆喰の性質であるということを頭に入れておきましょう。

□まとめ

今回は、鬼瓦の漆喰補修の費用相場が割高な理由と漆喰の補修が必要なタイミングについて詳しく解説しました。
この記事があなたのお悩みを解決できていると幸いです。
屋根塗装や外壁塗装について何かお悩みの方はぜひ当社までご相談ください。