alc外壁をご検討中の方へ！種類や特徴を解説します！

外壁のメンテナンスをお考えの方で、どんな外壁を採用しようか迷っている方は多いでしょう。
外壁材の種類は非常に多いので、どうしても悩んでしまいますよね。
そこで本記事ではalc外壁に注目して種類や特徴を解説しますので、ぜひ参考にしてください。

□alc外壁の種類をご紹介！

alcとは軽量な気泡コンクリートのことで、生石灰やアルミニウムの粉末などを原料としています。
また、板状に成形したものはalcパネルと言われており、外壁から屋根、床まで幅広く使われる建材です。

alcパネルには厚型と薄型の2種類があります。
厚型パネルは厚さが75ミリメートル以上で、一般的に鉄骨造や鉄筋コンクリート造に使用されます。
薄型パネルは厚さが35ミリメートル以上75ミリメートル未満で、一般的に木造や鉄骨造に使われます。

さらに、alcパネルには一般パネルやコーナーパネルといった形状が異なるものもあります。
また、デザインに関しては平パネルやレンガ、チェックやタイルなど幅広いです。

□alc外壁の特徴を解説します！

今回ご紹介するalc外壁の特徴は「耐久性が高い」「耐震性に優れている」「断熱性が高い」の3つです。
それぞれの特徴を詳しく解説します。

＊耐久性が高い

alcパネルには、ひび割れや反りの原因となるパルプや繊維のような有機物は含まれていません。
そのため、alc外壁は定期的なメンテナンスをサボらなければ50年以上使い続けられます。
「長い間快適に住み続けたい」
このようにお考えの方にオススメです。

＊耐震性に優れている

alcパネルは他の外壁材に比べて軽量です。
これは直径が0.05から0.1ミクロンという非常に細かい気泡が含まれているためで、コンクリートでありながら圧倒的な軽さを有しています。
外壁材の重量が軽いと、建物にかける負担が小さくなるので、地震が発生してもダメージを受けにくいです。

＊断熱性が高い

alcパネルは断熱性が高いため、夏の暑さや冬の寒さも快適に乗り越えられます。
alcパネルは内部に気泡を含んでおり、この空気の層が熱の伝わりを防いでくれるのです。
なお、alcパネルの熱伝導率は一般的なコンクリートの10分の1程度のため、他の外壁材と比べても優れた断熱性を持っていることがわかります。