2022.03.15
- 精密診断
志木市築22年住宅の建物診断にお伺いしました!
先日、志木市にお住まいのお客様の建物診断へお伺いしました。
チラシをご覧になってショールームへ来店いただき、今回建物診断をご依頼いただきました。
築22年、外壁や屋根の劣化が気になっていたそうです。
このようにやねかべパークの建物診断は、「前々から外壁の色あせが少し気になっていた」「建物の状態を一度調べてみたかった」というお客様にも多くご依頼頂いております。
今回の診断で実際に見られた劣化事象をいくつかご紹介します。
ALC外壁の汚染
外壁の日当たりが悪い面はコケ・カビ・藻が発生しやすいです。
これらが繁殖すると、塗料による防水機能が薄れている状態です。
こちらは30倍顕微鏡で外壁を撮影した写真です。
ALCの外壁材の表層を覆うようにコケ・カビ・藻が広がっているのが分かります。
高圧洗浄でこれらを除去してから塗装を行う必要があります。
外壁の水分量が多い
先ほどの汚染部分は外壁の水分含有量が多い箇所がありました。
専用の水分計で測定を行いました。
20%以下が通常ですが、部分的に40%を超える場所もありました。
塗膜の劣化によって外壁表面からも雨水などの浸透が起こり、この数値になったと考えられます。
塗装を行う時期であることを示しています。
シーリング劣化(異種建材取り合い面)
外壁と屋根のアルミ部分の隙間のシーリングが劣化しています。
この状態は水分が吸い上げられるため汚染が広がる原因となります。
このような異種建材の境目の部分(取り合い面と言います)はなるべく厚みを持たせたシーリング処理をおこなうことで劣化に対応できます。
屋根スレート瓦の劣化
瓦表面の塗膜が無くなっているため、防水性能が劣化しています。
一部に反りやヒビなどが見られます。塗装を行うことで、防水性能の復元を行い劣化を遅らせることが出来ます。
その他、敷地内地面、基礎、防水から雨樋、玄関ドアなどの付帯部に至るまでくまなく診断し、無事終了いたしました。
この後は診断結果を精密診断報告書にまとめ、最適な補修方法のお見積りと合わせてお客様の元へお持ちいたします。
お気軽に診断依頼・ご相談ください!
診断・見積はもちろん無料です!
診断報告書は我が家の現状が良く分かるよう、診断時の写真を多数載せてお渡ししております。
診断前のご相談も承っております。ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。
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